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成田空港 金の密輸事件 前年の2倍近くに急増
2016-11-18 22:21:40

成田空港で、ことし6月までの1年間に摘発された金の密輸事件は、前の年の2倍近くに急増したことがわかりました。
成田空港では、18日、税関や警察の担当者ら40人が出席して密輸の対策協議会が開かれ、密輸事件の傾向などが報告されました。
それによりますと、罰金などの処分を受けた金の密輸事件は、ことし6月までの1年間で133件に上り、前の年の70件の2倍近くに急増したということです。
輸入品は日本に持ち込む際に税関で8%の消費税がかかりますが、密輸して国内で消費税分を上乗せして転売することで、不正に利益が得られるということです。
手口では、衣服や靴の中に隠すものが大半ですが、女性の下着の形に加工して隠し持っていたり、スーツケースの車輪部分の内側に接着したりするなど、多様化しているということです。
税関では、密輸事件が急増した背景として、金の持ち運びやすさに加え、価格の高止まりがあると分析しています。
成田税関支署の徳正芳支署長は「事件の背後には香港や韓国の犯罪グループが関与していると見ており、取締りを強化したい」と話していました。
それによりますと、罰金などの処分を受けた金の密輸事件は、ことし6月までの1年間で133件に上り、前の年の70件の2倍近くに急増したということです。
輸入品は日本に持ち込む際に税関で8%の消費税がかかりますが、密輸して国内で消費税分を上乗せして転売することで、不正に利益が得られるということです。
手口では、衣服や靴の中に隠すものが大半ですが、女性の下着の形に加工して隠し持っていたり、スーツケースの車輪部分の内側に接着したりするなど、多様化しているということです。
税関では、密輸事件が急増した背景として、金の持ち運びやすさに加え、価格の高止まりがあると分析しています。
成田税関支署の徳正芳支署長は「事件の背後には香港や韓国の犯罪グループが関与していると見ており、取締りを強化したい」と話していました。
ソース:NHK ニュース