Show Furigana
豊洲市場 専門家会議などが示す安全対策の内容が焦点に
2016-11-18 19:12:29

東京都の小池知事が築地市場の移転について、早ければおよそ1年後の来年冬に移転する環境が整うなどとした今後の方向性を示したことを受けて、当面は、豊洲市場の安全性などを検証する専門家会議や都のプロジェクトチームがどのような安全対策を示すのかが焦点となります。
小池知事は18日、築地市場の移転について、移転先となる豊洲市場の安全性が確認され、環境アセスメント=環境影響評価をやり直さない場合、早ければおよそ1年後の来年の冬、遅くとも再来年の春に移転する環境が整うなどとした今後の方向性を示しました。
ただ、環境アセスメントをやり直す場合は、さらに1年程度、時間がかかり、再来年の冬から翌年の春にかけて移転が延期されることになります。
都の幹部や関係者によりますと、移転時期を左右する環境アセスメントについては、現在、豊洲市場の安全性などを検証している専門家会議や、都のプロジェクトチームの判断が影響するということです。
このうち、専門家会議では、市場の地下空間の大気から国の指針を超える水銀が検出されたことなどを確認していて、その対策を打ち出すことにしています。
その後、プロジェクトチームは、専門家会議で示された安全対策を検証したうえで、報告書を作成する方針で、こうした対策のために行う追加の工事などが環境に影響を及ぼすことも考えられるということです。
専門家会議やプロジェクトチームが検証結果を取りまとめるのは来年4月から5月にかけてで、当面は、その際にどのような安全対策を示すのかが焦点となります。
ただ、環境アセスメントをやり直す場合は、さらに1年程度、時間がかかり、再来年の冬から翌年の春にかけて移転が延期されることになります。
都の幹部や関係者によりますと、移転時期を左右する環境アセスメントについては、現在、豊洲市場の安全性などを検証している専門家会議や、都のプロジェクトチームの判断が影響するということです。
このうち、専門家会議では、市場の地下空間の大気から国の指針を超える水銀が検出されたことなどを確認していて、その対策を打ち出すことにしています。
その後、プロジェクトチームは、専門家会議で示された安全対策を検証したうえで、報告書を作成する方針で、こうした対策のために行う追加の工事などが環境に影響を及ぼすことも考えられるということです。
専門家会議やプロジェクトチームが検証結果を取りまとめるのは来年4月から5月にかけてで、当面は、その際にどのような安全対策を示すのかが焦点となります。
ソース:NHK ニュース