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ATM不正引き出し 暴力団幹部が手順聞くよう指示か
2016-11-21 08:42:56

全国のコンビニエンスストアなどのATMで現金18億円余りが不正に引き出された事件で、逮捕された山口組系の暴力団の幹部が、現金の引き出し役に、配下の組員から手順を聞くよう指示していた疑いがあることが警視庁への取材でわかりました。警視庁は組織的に事件を起こした可能性があると見て、この暴力団の事務所を捜索し、調べを進めています。
捜索を受けたのは、札幌市中央区にある山口組系の暴力団事務所です。この暴力団の幹部の吉田広輝容疑者(54)は、知り合いの会社役員と共謀して、ことし5月、偽造されたカードを使って、都内のコンビニエンスストアのATMから現金合わせて350万円を不正に引き出した疑いで警視庁に逮捕されました。
その後の調べで、吉田容疑者が会社役員に対し、配下の組員から手順を聞くよう指示していた疑いがあることが警視庁への取材でわかりました。会社役員が、事件の前日に、組員と一緒に札幌市から飛行機で東京に出向き、現金を引き出したと見られるということです。
吉田容疑者とこの組員らが関与した疑いのある不正な引き出しは、合わせて840万円に上るということで、警視庁は、組織的に事件を起こした可能性があると見て、調べています。警視庁によりますと吉田容疑者は、容疑を否認しているということです。
その後の調べで、吉田容疑者が会社役員に対し、配下の組員から手順を聞くよう指示していた疑いがあることが警視庁への取材でわかりました。会社役員が、事件の前日に、組員と一緒に札幌市から飛行機で東京に出向き、現金を引き出したと見られるということです。
吉田容疑者とこの組員らが関与した疑いのある不正な引き出しは、合わせて840万円に上るということで、警視庁は、組織的に事件を起こした可能性があると見て、調べています。警視庁によりますと吉田容疑者は、容疑を否認しているということです。
ソース:NHK ニュース