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梅毒の感染者3700人 最多の去年大きく上回る
2016-11-21 19:02:20
ことしに入って性感染症の「梅毒」と診断された患者が3700人余りに上り、調査を始めてから最多だった去年1年間を大きく上回っていることがわかりました。厚生労働省は感染の予防を徹底するよう呼びかけています。
「梅毒」は、性的な接触などによって起きる感染症で、全身に赤い発疹が出るなどの症状が出た後、治療せずに放置すると体のまひなどを引き起こすことがあるほか、妊娠中の女性が感染すると子どもに重い障害が残るおそれもあります。
厚生労働省によりますと、ことしに入ってから今月6日までに全国の医療機関から報告された「梅毒」の患者は3779人に上っています。これは調査を始めた平成11年以降で最も多かった去年1年間のおよそ2700人をすでに大きく上回っています。
これまで主な感染経路は男性どうしの性交渉とみられ、男性患者が多かったものの、ここ数年は20代を中心に若い女性の感染が急増しているということです。
厚生労働省は「症状が出ても、すぐに治療すれば重症化することは少ないので、気になる人は早めに検査を受けるほか、不特定多数の人との性的な接触を避けるなど感染予防を徹底してほしい」と呼びかけています。
厚生労働省によりますと、ことしに入ってから今月6日までに全国の医療機関から報告された「梅毒」の患者は3779人に上っています。これは調査を始めた平成11年以降で最も多かった去年1年間のおよそ2700人をすでに大きく上回っています。
これまで主な感染経路は男性どうしの性交渉とみられ、男性患者が多かったものの、ここ数年は20代を中心に若い女性の感染が急増しているということです。
厚生労働省は「症状が出ても、すぐに治療すれば重症化することは少ないので、気になる人は早めに検査を受けるほか、不特定多数の人との性的な接触を避けるなど感染予防を徹底してほしい」と呼びかけています。
ソース:NHK ニュース