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河川敷殺害 「加害少年への学校の働きかけ不十分」
2016-11-21 23:53:40
埼玉県東松山市の河川敷で16歳の少年が遺体で見つかった事件で、学校の対応などを検証する東松山市の委員会は、21日、中間報告を発表し、犯行に関わったとされる少年らに成績や生活面で大きな変化が見られたのに、学校の働きかけが不十分だったなどと指摘しました。
ことし8月、東松山市の河川敷で、井上翼さん(16)が遺体で見つかった事件では、14歳から17歳までの少年5人が逮捕され、このうち2人が傷害致死の罪で起訴されたほか、中学生3人が少年院に送られることになりました。
この事件を受けて、東松山市は学校の対応などを検証する委員会を設け、21日、中間報告を発表しました。それによりますと、少年らは小学校や中学校で、成績が急に下がったり、教員に暴言を吐いたりするなど大きな変化が見られたにもかかわらず学校の働きかけが不十分だったと指摘しました。具体的には少年らの変化を地域の民生委員などと共有したうえで、子どもや保護者と関わりを持つ必要があったとしています。
東松山市は来年2月をめどに最終報告をまとめる方針で、中村幸一教育長は会見で、「子どもたちが家庭や学校、地域に居場所を感じることが重要で、今後、子どもたちの変化に向き合っていける方策を考えたい」と述べました。
この事件を受けて、東松山市は学校の対応などを検証する委員会を設け、21日、中間報告を発表しました。それによりますと、少年らは小学校や中学校で、成績が急に下がったり、教員に暴言を吐いたりするなど大きな変化が見られたにもかかわらず学校の働きかけが不十分だったと指摘しました。具体的には少年らの変化を地域の民生委員などと共有したうえで、子どもや保護者と関わりを持つ必要があったとしています。
東松山市は来年2月をめどに最終報告をまとめる方針で、中村幸一教育長は会見で、「子どもたちが家庭や学校、地域に居場所を感じることが重要で、今後、子どもたちの変化に向き合っていける方策を考えたい」と述べました。
ソース:NHK ニュース