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気象庁「注意報解除まで海岸に近づかないで」
2016-11-22 02:13:12

今回の地震と津波について、気象庁管理課の中村浩二地震情報企画官は午前11時から再び記者会見し、「これまでに福島県と宮城県の津波警報は解除したが、引き続き岩手県と宮城県、福島県それに茨城県に津波注意報を発表している。これらの地域では潮の流れの速い状態が続くので海岸付近から離れ、津波注意報が解除されるまでは海岸に近づかないようにしてほしい」と呼びかけました。
そのうえで、「今後、1週間程度は、同じ規模の地震が起きるおそれがあり、その場合は最大で震度5弱程度の揺れを伴う地震が起きて、再び津波が発生する可能性もある。特に地震の発生から2,3日程度は規模の大きな地震が発生することがあるので注意してほしい」と述べました。
一方、宮城県の仙台港で1メートル40センチの津波が観測され宮城県に津波警報を追加して発表したことについて「地震の規模や沖合で観測された津波では、宮城県でそこまでの高さの津波は予測されていなかったが実況に基づいて津波警報に切り替えた。海底の地形の影響で波が集中したり、反射した波が仙台港付近でたまたま重なったりして大きくなった可能性がある」と説明しました。
そのうえで注意報をあとから警報に切り替えると避難が遅れるなどの影響があることから、「要因を詳しく分析して改善に努めたい」と話しています。
一方、宮城県の仙台港で1メートル40センチの津波が観測され宮城県に津波警報を追加して発表したことについて「地震の規模や沖合で観測された津波では、宮城県でそこまでの高さの津波は予測されていなかったが実況に基づいて津波警報に切り替えた。海底の地形の影響で波が集中したり、反射した波が仙台港付近でたまたま重なったりして大きくなった可能性がある」と説明しました。
そのうえで注意報をあとから警報に切り替えると避難が遅れるなどの影響があることから、「要因を詳しく分析して改善に努めたい」と話しています。
ソース:NHK ニュース