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台風のがれきをドローンで測量 岩手 岩泉町
2016-11-25 06:33:14

ことし8月の台風10号で大きな被害を受けた岩手県岩泉町で、大量のがれきの処理をより早くコストをかけずに行おうと、がれきの仮置き場を小型の無人機ドローンで撮影しながら測量する実験が始まりました。
岩手県岩泉町では、台風10号で発生した大量のがれきが町内の仮置き場に保管されていますが、町は、処理には数年がかかるとみています。
このため、処理に向けて正確な量を把握しようと、岩手大学の大河原正文准教授や地盤の専門家などが、町と協力してドローンを使って測量する実験を始め、25日は、ドローンがあらかじめプログラムされた飛行ルートを自動で飛びながら、がれきの山を次々に撮影していきました。
今後、写真を大学で分析し、GPSの位置情報から、がれきの山の高さや大きさを割り出し、正確な量を算出するということです。大河原准教授は、東日本大震災の時には平地から撮影した写真を活用したということですが、今回は上空からの撮影により、かかる時間も3分の1程度に短縮され、コストの削減にもつながるということです。
大河原准教授は、「これまではおおまかな測量しかできなかった。ドローンは効率的に正確にできるので有効な方法ではないか」と話していました。
このため、処理に向けて正確な量を把握しようと、岩手大学の大河原正文准教授や地盤の専門家などが、町と協力してドローンを使って測量する実験を始め、25日は、ドローンがあらかじめプログラムされた飛行ルートを自動で飛びながら、がれきの山を次々に撮影していきました。
今後、写真を大学で分析し、GPSの位置情報から、がれきの山の高さや大きさを割り出し、正確な量を算出するということです。大河原准教授は、東日本大震災の時には平地から撮影した写真を活用したということですが、今回は上空からの撮影により、かかる時間も3分の1程度に短縮され、コストの削減にもつながるということです。
大河原准教授は、「これまではおおまかな測量しかできなかった。ドローンは効率的に正確にできるので有効な方法ではないか」と話していました。
ソース:NHK ニュース