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世界津波サミット 「黒潮宣言」採択し閉幕
2016-11-26 09:52:43
世界30か国の高校生が参加して高知県黒潮町で25日から開かれていた「世界津波サミット」は、若い世代が津波のリスクを認識し、防災・減災の活動を続けることなどを盛り込んだ「黒潮宣言」を採択し閉幕しました。
「世界津波サミット」は、地域の防災を担う若いリーダーを育てようと、南海トラフの巨大地震で国内最大の津波が想定されている高知県黒潮町で初めて開かれ、東日本大震災の被災地のほか、過去に津波の被害を受けたインドネシアやチリなど世界30か国の高校生360人余りが参加しました。
最終日の26日は総会が開かれ、議長を務める黒潮町の大方高校の今井恋さんが、自分たち若い世代が津波のリスクを認識し、防災意識を後世に伝える責務を担って、多くの尊い命を守るためにできるかぎり努力するとする「黒潮宣言」を読み上げました。宣言には、防災に役立つ知識や技術を学ぶなど被害を風化させないための活動を続けることや、将来の防災を担うリーダーとして災害に強い街づくりに貢献することも盛り込まれています。
このあと、生徒たちが拍手をして「黒潮宣言」を採択し、サミットは閉幕しました。
インドネシアの高校生、シスカ・アジザさんは「母国の友人に今回学んだことを伝えていきたいです」と話していました。宮城県の気仙沼高校の安野紗菜さんは「津波への備えが進むようこれからも自分たちの経験を伝えていきたいです」と話していました。
最終日の26日は総会が開かれ、議長を務める黒潮町の大方高校の今井恋さんが、自分たち若い世代が津波のリスクを認識し、防災意識を後世に伝える責務を担って、多くの尊い命を守るためにできるかぎり努力するとする「黒潮宣言」を読み上げました。宣言には、防災に役立つ知識や技術を学ぶなど被害を風化させないための活動を続けることや、将来の防災を担うリーダーとして災害に強い街づくりに貢献することも盛り込まれています。
このあと、生徒たちが拍手をして「黒潮宣言」を採択し、サミットは閉幕しました。
インドネシアの高校生、シスカ・アジザさんは「母国の友人に今回学んだことを伝えていきたいです」と話していました。宮城県の気仙沼高校の安野紗菜さんは「津波への備えが進むようこれからも自分たちの経験を伝えていきたいです」と話していました。
ソース:NHK ニュース