Show Furigana
再び道路沈下 福岡市が点検増やすなど監視強化へ
2016-11-26 19:58:13

JR博多駅前の大規模な陥没事故の現場で26日、埋め戻された道路が最大で7センチほど沈んでいるのが見つかり、およそ4時間にわたって車が通行止めになりました。福岡市は「今後、通行止めになるような路面の沈下は考えられない」としていますが、路面の点検の頻度を増やすなど、監視を強化することにしています。
JR博多駅前の道路が大規模に陥没し、今月15日に通行が再開されたばかりの現場で、26日未明、道路が縦横およそ30メートルにわたって最大で深さおよそ7センチ沈んでいるのが見つかり、およそ4時間にわたって車が通行止めになりました。
これについて福岡市と埋め戻しを行った事業者は「最近行ったボーリング調査の結果、最大で8センチくらい路面が沈みこむと想定していたが、今回その近くまで沈下したことから、今後これ以上大きく路面が沈下し、車が通行止めになるような事態は考えられない」としています。
一方、地盤工学の専門家からは道路の埋め戻しに使用した「流動化処理土」という特殊な土砂が陥没でできた空間部分に十分に行き渡っていない可能性も否定できないという指摘が出ています。
このため市と事業者は、周辺の12か所に設置した路面を自動測定する機械で監視を続けるとともに、路面に異常がないか確認するため、作業員が3時間に1度行っている目視の点検の頻度を増やすなどして、監視を強化することにしています。
これについて福岡市と埋め戻しを行った事業者は「最近行ったボーリング調査の結果、最大で8センチくらい路面が沈みこむと想定していたが、今回その近くまで沈下したことから、今後これ以上大きく路面が沈下し、車が通行止めになるような事態は考えられない」としています。
一方、地盤工学の専門家からは道路の埋め戻しに使用した「流動化処理土」という特殊な土砂が陥没でできた空間部分に十分に行き渡っていない可能性も否定できないという指摘が出ています。
このため市と事業者は、周辺の12か所に設置した路面を自動測定する機械で監視を続けるとともに、路面に異常がないか確認するため、作業員が3時間に1度行っている目視の点検の頻度を増やすなどして、監視を強化することにしています。
ソース:NHK ニュース