Show Furigana
C型肝炎の薬を売りさばいたか 暴力団事務所を捜索
2016-11-28 07:49:24

医療費が無料になる生活保護制度を悪用して、C型肝炎の患者に処方された高額な新薬をだまし取ったとして、暴力団の元幹部が逮捕された事件で、警視庁は、入手した薬を売りさばき、暴力団の資金源にしていた可能性もあると見て、都内の暴力団事務所を捜索するなど調べを進めています。
捜索を受けたのは、東京・台東区にある山口組系の暴力団の事務所で、この暴力団の傘下組織の元幹部の桂川政幸容疑者(52)は、ことし1月から3月にかけて、医療費が無料になる生活保護制度を悪用し、C型肝炎の新薬「ソバルディ」、合わせておよそ520万円分を病院からだまし取ったとして、詐欺の疑いで警視庁に逮捕されました。
これまでの調べで、桂川容疑者は去年11月ごろ、知り合いの女に対し、「薬を手に入れてほしい。1回につき25万円を払う」などと指示し、3回にわたって入手させた薬を受け取り、報酬を支払ったということです。
警視庁によりますと、調べに対し、「薬を買い取ったことは間違いないが、ほかの人たちがどうやって薬を入手したのか詳しくは知らない」などと供述しているということです。警視庁は入手した薬を売りさばき、暴力団の資金源にしていた可能性もあると見て、調べを進めています。
これまでの調べで、桂川容疑者は去年11月ごろ、知り合いの女に対し、「薬を手に入れてほしい。1回につき25万円を払う」などと指示し、3回にわたって入手させた薬を受け取り、報酬を支払ったということです。
警視庁によりますと、調べに対し、「薬を買い取ったことは間違いないが、ほかの人たちがどうやって薬を入手したのか詳しくは知らない」などと供述しているということです。警視庁は入手した薬を売りさばき、暴力団の資金源にしていた可能性もあると見て、調べを進めています。
ソース:NHK ニュース