原発げんぱつ事故じこ以降いこうに甲状腺こうじょうせんがん 子こどもに民間みんかん基金ききんが支援しえん

東京とうきょう電力でんりょく福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょの事故じこのあと、甲状腺こうじょうせんがんと診断しんだんされ治療ちりょうを受うける子こどもたちに、民間みんかんの基金ききんが療養りょうよう費ひとして１いち人にん当あたり１いち０ぜろ万まん円えんを支援しえんすることを決きめました。

支援しえんを行おこなうのは民間みんかんの基金ききん「３さん・１いち１いち甲状腺こうじょうせんがん子こども基金ききん」で、２に８はち日にち都内とないで記者きしゃ会見かいけんして明あきらかにしました。

対象たいしょうとなるのは原則げんそく、福島ふくしま県けんなど東日本ひがしにっぽんの１いち５ごの都県とけんに住すみ、原発げんぱつ事故じこ以降いこう、甲状腺こうじょうせんがんやがんの疑うたがいと診断しんだんされた２に５ご歳さい以下いかの人ひとです。

福島ふくしま県けんは原発げんぱつ事故じこ当時とうじ、１いち８はち歳さい以下いかだったおよそ３さん８はち万まん人にんを対象たいしょうに検査けんさを行おこない、県内けんないだけでこれまでにがんやがんの疑うたがいと診断しんだんされた人ひとは１いち７なな５ご人にんに上のぼっています。基金ききんでは治療ちりょうや手術しゅじゅつを受うける家庭かていを経済けいざい的てきに支援しえんしようと寄付きふを募つのり、およそ２に０ぜろ０ぜろ０ぜろ万まん円えんを集あつめたということで、１いち人にん当あたり１いち０ぜろ万まん円えんの支援しえんを来月らいげつにも始はじめ、今年度こんねんどいっぱい申請しんせいを受け付うけつけるということです。

基金ききんの崎山さきやま比ひ早子はやこ代表だいひょう理事りじは「がんのリスクはずっと消きえないため、経済けいざい的てきな支援しえんだけでなく、精神せいしん的てきな支ささえにもなるよう考かんがえているので、一いち人にんで悩なやまず連絡れんらくして欲ほしい」と話はなしています。

申請しんせいや寄付きふなどの問い合といあわせは「３さん・１いち１いち甲状腺こうじょうせんがん子こども基金ききん」
電話でんわ番号ばんごう：０ぜろ１いち２に０ぜろ－９きゅう６ろく６ろく－５ご４よん４よん
※電話でんわの受け付うけつけは２に９きゅう日にちからです。
ホームページ：http://www.311kikin.org

ソース：NHK ニュース