Show Furigana
暖房器具の不注意による火災多発 5年間で95人死亡
2016-11-28 19:10:22

ストーブなどの暖房機器の誤った使い方や不注意による火災が後を絶たず、この5年間に火災などの事故で亡くなった人が95人に上っていることがわかり、調査に当たったNITE=製品評価技術基盤機構は近くに燃えやすいものを置かないなど、注意を呼びかけています。
製品事故を調査しているNITEによりますと、石油やガス、それに電気ストーブなどの暖房機器で起きた火災などの事故は、ことし3月までの5年間で975件に上っています。
合わせて95人が死亡し、そのおよそ7割は60歳以上の高齢者だということです。
このうち、石油ストーブなど灯油を使った暖房機器では447件の事故があり、8割以上に当たる381件で火災が起きて合わせて69人が亡くなっています。
給油の際、燃料タンクのふたの締まりが不十分だったために灯油が、熱の残っている本体にかかり、火災になったケースが目立つということです。
また、電気ストーブなど電気を使う暖房機器では488件の事故が起きて半数近い243件で火災が発生し、23人が亡くなっています。
上に干していた衣類が落下して接触するなど、燃えやすいものがストーブに接触したり近づきすぎたりして火災になるケースが多いということです。
このためNITEは、給油するときは必ず火を消し、機器の温度が下がってから行うことや、電気ストーブの近くには燃えやすいものを置かず、就寝時や外出時は必ず電源を切るよう注意を呼びかけています。
NITEの池谷玲夫参事官は「暖房を使う機会が増えるが、暖まる製品には、火災の危険があることを改めて認識し、注意して扱ってほしい」と話しています。
合わせて95人が死亡し、そのおよそ7割は60歳以上の高齢者だということです。
このうち、石油ストーブなど灯油を使った暖房機器では447件の事故があり、8割以上に当たる381件で火災が起きて合わせて69人が亡くなっています。
給油の際、燃料タンクのふたの締まりが不十分だったために灯油が、熱の残っている本体にかかり、火災になったケースが目立つということです。
また、電気ストーブなど電気を使う暖房機器では488件の事故が起きて半数近い243件で火災が発生し、23人が亡くなっています。
上に干していた衣類が落下して接触するなど、燃えやすいものがストーブに接触したり近づきすぎたりして火災になるケースが多いということです。
このためNITEは、給油するときは必ず火を消し、機器の温度が下がってから行うことや、電気ストーブの近くには燃えやすいものを置かず、就寝時や外出時は必ず電源を切るよう注意を呼びかけています。
NITEの池谷玲夫参事官は「暖房を使う機会が増えるが、暖まる製品には、火災の危険があることを改めて認識し、注意して扱ってほしい」と話しています。
ソース:NHK ニュース