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北アルプス 立山連峰で雪崩 6人巻き込まれたか
2016-11-29 01:55:09

富山県の上市警察署によりますと、29日午前8時半ごろ、北アルプス、立山連峰の標高2500メートルの室堂付近で雪崩が発生し、登山中のパーティーの6人が巻き込まれたと、同じパーティーの男性から通報があったということです。
富山市に本社を置く「立山黒部貫光」の担当者によりますと、雪崩があったのは室堂の一の越と呼ばれる場所で、富山県警の山岳警備隊が捜索をしているということです。
室堂の周辺は70センチほどの積雪があり、スキーやスノーボードを楽しむ人が訪れているということです。
12月1日からは室堂周辺のホテルや施設などは冬期休業に入り、閉鎖される予定だということです。
室堂の周辺は70センチほどの積雪があり、スキーやスノーボードを楽しむ人が訪れているということです。
12月1日からは室堂周辺のホテルや施設などは冬期休業に入り、閉鎖される予定だということです。
山荘の経営者「視界悪くなっていたようだ」
室堂付近の山荘の経営者の男性は、「雪崩が起きた当時、ガスが発生していて視界がかなり悪くなっていたようだ。雪崩が起きた場所は、この時期はスキーを楽しむ人が多いが、きょうは客は少なかったと聞いている」と話していました。
過去にも大規模雪崩
今回、雪崩が発生した立山連峰は、この時期、中腹にある標高およそ2450メートルの室堂まで、立山黒部アルペンルートのバスが通じているため、例年、大勢の登山者やスキーヤーが訪れます。
しかし、雪崩による遭難もたびたび発生していて、最近では、平成25年11月、室堂の東およそ2キロの真砂岳で大規模な雪崩が起き、スキーヤー7人が死亡しています。
しかし、雪崩による遭難もたびたび発生していて、最近では、平成25年11月、室堂の東およそ2キロの真砂岳で大規模な雪崩が起き、スキーヤー7人が死亡しています。
ソース:NHK ニュース