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とりインフルエンザ 青森あおもり新潟にいがた農場のうじょう処分しょぶんすす

2016-11-29 09:19:15

青森あおもりけん新潟にいがたけん農場のうじょうで、はちにち、アヒルやニワトリが相次あいついでんでいるのがつかり、とりインフルエンザウイルスが検出けんしゅつされました。それぞれの農場のうじょうでは感染かんせん拡大かくだいふせぐため処分しょぶんすすめられています。
青森あおもり農場のうじょうのアヒルからえいちがたとりインフルエンザウイルスが検出けんしゅつされたことをけて、青森あおもりけんは、この農場のうじょうのすべてのアヒルおよそいちまんろくぜろぜろ処分しょぶんきゅうにち夜中やちゅうえる見通みとおしです。

青森あおもり農場のうじょうではアヒルいちぜろ相次あいついでに、はちにち青森あおもりけんくわしい検査けんさおこなった結果けっかえいちがたとりインフルエンザウイルスが検出けんしゅつされました。これをけて、けんは、きゅうにち午前ごぜんぜろ時半じはんごろから、この農場のうじょうのアヒルおよそいちまんろくぜろぜろすべてを処分しょぶんする作業さぎょうつづけています。作業さぎょう職員しょくいんさんぜろにんあまりの態勢たいせいすすめられ、けんによりますと、午後ごごさんまでに全体ぜんたいはちななきゅう%にあたるおよそいちまんよんぜろぜろ処分しょぶんし、当初とうしょ予定よていどおり、すべての処分しょぶんきゅうにち夜中やちゅうえる見通みとおしだということです。

農場のうじょうからよんぜろぜろメートルほどはなれた青森あおもり市有しゆうでは、処分しょぶんしたアヒルをめるあな作業さぎょうおこなわれ、青森あおもりけん12月じゅうにがついちにちまでに地中ちちゅうめる作業さぎょうをすべてえたいとしています。一方いっぽう青森あおもりけんは、感染かんせん拡大かくだいしていないか確認かくにんするため、周辺しゅうへんか所かしょ飼育しいくされているニワトリなどを検査けんさしていて、さんぜろにちにも結果けっか判明はんめいするということです。

青森あおもりではきゅうにちちゅう処分しょぶんえる見通みとお

青森あおもり農場のうじょうのアヒルからえいちがたとりインフルエンザウイルスが検出けんしゅつされたことをけて、青森あおもりけんは、この農場のうじょうのすべてのアヒルおよそいちまんろくぜろぜろ処分しょぶんきゅうにち夜中やちゅうえる見通みとおしです。

青森あおもり農場のうじょうではアヒルいちぜろ相次あいついでに、はちにち青森あおもりけんくわしい検査けんさおこなった結果けっかえいちがたとりインフルエンザウイルスが検出けんしゅつされました。これをけて、けんは、きゅうにち午前ごぜんぜろ時半じはんごろから、この農場のうじょうのアヒルおよそいちまんろくぜろぜろすべてを処分しょぶんする作業さぎょうつづけています。作業さぎょう職員しょくいんさんぜろにんあまりの態勢たいせいすすめられ、けんによりますと、午後ごごさんまでに全体ぜんたいはちななきゅう%にあたるおよそいちまんよんぜろぜろ処分しょぶんし、当初とうしょ予定よていどおり、すべての処分しょぶんきゅうにち夜中やちゅうえる見通みとおしだということです。

農場のうじょうからよんぜろぜろメートルほどはなれた青森あおもり市有しゆうでは、処分しょぶんしたアヒルをめるあな作業さぎょうおこなわれ、青森あおもりけん12月じゅうにがついちにちまでに地中ちちゅうめる作業さぎょうをすべてえたいとしています。一方いっぽう青森あおもりけんは、感染かんせん拡大かくだいしていないか確認かくにんするため、周辺しゅうへんか所かしょ飼育しいくされているニワトリなどを検査けんさしていて、さんぜろにちにも結果けっか判明はんめいするということです。

新潟にいがたではよん時間じかん態勢たいせい処分しょぶん

新潟にいがたけん関川せきかわむら養鶏ようけいじょうでは、はちにち、ニワトリが相次あいついでんでいるのがつかり、けんくわしく検査けんさおこなった結果けっかえいちがたとりインフルエンザウイルスが検出けんしゅつされました。

けんでは、この養鶏ようけいじょう飼育しいくされているニワトリ、およそさんいちまん処分しょぶんはじめ、自衛隊じえいたいなどとともによん時間じかん態勢たいせい作業さぎょうつづけています。また、きゅうにち午後ごごひらかれた対策たいさく本部ほんぶ会議かいぎでは、とりインフルエンザウイルスが検出けんしゅつされた養鶏ようけいじょうから半径はんけいさんキロ以内いないにある農場のうじょうでニワトリに異常いじょうがないか調査ちょうさはじめたことなどが報告ほうこくされました。このほか、県内けんない各地かくち野鳥やちょうあつまる場所ばしょ異常いじょうがないかの調査ちょうさすすめていくことなどが確認かくにんされたということです。

けんでは養鶏ようけいじょうから半径はんけいいちぜろキロ以内いないにあるきゅう養鶏ようけいじょうなどを対象たいしょうにニワトリやたまご移動いどう出荷しゅっか禁止きんしするとともに、養鶏ようけいじょうにつながる周辺しゅうへん国道こくどうよんか所かしょ車両しゃりょう消毒しょうどくポイントをもう感染かんせん拡大かくだい防止ぼうし徹底てっていしています。

とりインフルエンザとは

とりインフルエンザは、もともとはカモなどの水鳥みずとりにいたウイルスがふんなどを通をつうじてニワトリをはじめほかのとり感染かんせんし、せきなど呼吸こきゅう症状しょうじょう引き起ひきおこす病気びょうきです。国内こくないでは平成へいせいいちろくねんに、山口やまぐちけん京都きょうとなどの養鶏ようけいじょうななきゅうねんぶりに発生はっせい確認かくにんされました。

平成へいせいねんから翌年よくねんにかけては、鹿児島かごしま宮崎みやざき、それに千葉ちばなど全国ぜんこくここのつのけんで、養鶏ようけいじょうのニワトリの感染かんせん確認かくにんされ、大陸たいりくからの渡り鳥わたりどり各地かくちにウイルスを持ち込もちこんだ可能かのうせいたかいとかんがえられています。感染かんせんはそれ以降いこうも、たびたび確認かくにんされていて、おととしには熊本くまもと養鶏ようけいじょうなどで、去年きょねん1月いちがつにも岡山おかやまけん佐賀さがけん養鶏ようけいじょう確認かくにんされています。

えいちがたとは

今回こんかい青森あおもり新潟にいがた検出けんしゅつされたのは、いずれもえいちがたとりインフルエンザウイルスです。ウイルスは表面ひょうめんたんぱく質たんぱくしつ組み合くみあわせによってさまざまなかたけられます。
えいちがたのウイルスのうち、もっともよくられているのは、「えいちいちがた」で、これまでに世界せかいぜろか国かこく以上いじょうでニワトリや野鳥やちょうへの感染かんせん確認かくにんされています。平成へいせいいちろくねん以降いこう国内こくない養鶏ようけいじょうでもたびたび感染かんせんき、とく平成へいせいねんからさんねんにかけて全国ぜんこく感染かんせん相次あいつぎました。
一方いっぽうこんシーズンは「えいちろくがた」のウイルスが国内こくない野鳥やちょうから検出けんしゅつされています。平成へいせいろくねんにラオスや中国ちゅうごく、それにベトナムなどアジアのひろ範囲はんい確認かくにんされ、今月こんげつはいってからは韓国かんこく相次あいついで感染かんせん報告ほうこくされています。

まだ発生はっせいのない地域ちいきでも対策たいさく

京都きょうと産業さんぎょう大学だいがくとりインフルエンザ研究けんきゅうセンターの大槻おおつき公一こういちセンターちょうは、「今回こんかいのケースは中国ちゅうごく韓国かんこく流行りゅうこうしているとりインフルエンザが原因げんいんられる」としたうえで、「渡り鳥わたりどり日本にっぽんにウイルスを持ち込もちこむルートとして、シベリアから北海道ほっかいどうなどを経由けいゆするルートと、朝鮮ちょうせん半島はんとうからるルート、それに直接ちょくせつ日本海にほんかいえるみっつがあるとかんがえられる」と指摘してきしています。

今回こんかい青森あおもり新潟にいがたのケースは樺太からふと北海道ほっかいどうとおってきた可能かのうせいがあり、このあき西日本にしにほん野鳥やちょうからつかっているウイルスは朝鮮ちょうせん半島はんとうからたとられるということです。大槻おおつきセンターちょうは、「来月らいげつ初旬しょじゅんまでは渡り鳥わたりどり越冬えっとうかって移動いどうしている最中さいちゅうで、まだ発生はっせいのない関東かんとう関西かんさい地方ちほうなどにもすでにウイルスが侵入しんにゅうしているとかんがえて対策たいさくをとる必要ひつようがある。養鶏ようけいじょうとり飼育しいくしている施設しせつでは、野鳥やちょうはいらない対策たいさくをしたり、車両しゃりょう消毒しょうどくなど厳重げんじゅう防疫ぼうえき態勢たいせいってほしいし、身の回みのまわりでんでいるとりかけてもけっしてれず、保健所ほけんじょなどにはや通報つうほうするようにしてほしい」と注意ちゅういびかけています。
ソース:NHK ニュース