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死亡の大学生 冬山登山向けの訓練中 雪崩に遭遇か
2016-11-29 21:23:14

29日に富山県の北アルプス、立山連峰の室堂付近で起きた雪崩で死亡した東京工業大学の男子学生は、本格的な冬山登山に向けた訓練中、雪崩に巻き込まれたとみられることが、大学に提出されていた登山の行動計画からわかりました。
29日に富山県の北アルプス、立山連峰の室堂から一ノ越の間の標高およそ2500メートル付近で雪崩が発生し、東京工業大学のワンダーフォーゲル部の男子学生3人が巻き込まれ、このうち千葉県八千代市に住む橋本士門さん(21)が死亡しました。
29日夜に会見を開いた東京工業大学によりますと、橋本さんは高校時代から登山を始めたということです。また、大学に提出されていた登山の行動計画によりますと、室堂を訪れた目的は、本格的な冬山登山に向けた訓練をするためで、雪崩が起きた午前8時半ごろは、訓練中だったとみられるということです。
大学によりますと、悪天候が予想された場合には登山を中止したり、内容を変更したりすることになっていたということで、丸山俊夫副学長は、「当時どのような状況でどう判断したのかはわからない。今後、登山など課外活動中の学生たちと連絡を取り合っていくことなど、具体的な対策を議論したい」と述べました。
29日夜に会見を開いた東京工業大学によりますと、橋本さんは高校時代から登山を始めたということです。また、大学に提出されていた登山の行動計画によりますと、室堂を訪れた目的は、本格的な冬山登山に向けた訓練をするためで、雪崩が起きた午前8時半ごろは、訓練中だったとみられるということです。
大学によりますと、悪天候が予想された場合には登山を中止したり、内容を変更したりすることになっていたということで、丸山俊夫副学長は、「当時どのような状況でどう判断したのかはわからない。今後、登山など課外活動中の学生たちと連絡を取り合っていくことなど、具体的な対策を議論したい」と述べました。
ソース:NHK ニュース