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台風10号被害 今も約70人が避難所暮らし 岩手・岩泉町
2016-11-30 04:34:24

ことし8月の台風10号で、住宅の被害が相次いだ岩手県岩泉町では、今もおよそ70人が避難所での生活を強いられています。災害から3か月がたち、仮設住宅の整備が進められるなか、住民の生活再建が課題の一つになっています。
岩手県岩泉町では、ことし8月の台風10号による大雨で、全壊や大規模な半壊とされた住宅が合わせて677棟に上り、今もおよそ70人が避難所での不自由な生活を強いられています。
町は、およそ170戸の仮設住宅の整備を進めているほか、東日本大震災の際に建設した小本地区の仮設住宅の再利用も行っています。町によりますと、すでに42戸が完成し、29日までに合わせて77世帯が入居したということです。
このうち、先月末に小本地区の仮設住宅に入居した千葉百合子さん(67)は、町が用意したエアコンやこたつがあるものの、朝晩冷え込むため、居間の窓際に段ボールのついたてを置いて、冷たい空気を遮る工夫をしています。また、床にも段ボールを敷いて底冷えの対策をしています。
千葉さんは「この3か月はあっという間でした。今のところは寒さをしのげていますが、これから次第に不安なことが出てくると思います」と話していました。
町は、およそ170戸の仮設住宅の整備を進めているほか、東日本大震災の際に建設した小本地区の仮設住宅の再利用も行っています。町によりますと、すでに42戸が完成し、29日までに合わせて77世帯が入居したということです。
このうち、先月末に小本地区の仮設住宅に入居した千葉百合子さん(67)は、町が用意したエアコンやこたつがあるものの、朝晩冷え込むため、居間の窓際に段ボールのついたてを置いて、冷たい空気を遮る工夫をしています。また、床にも段ボールを敷いて底冷えの対策をしています。
千葉さんは「この3か月はあっという間でした。今のところは寒さをしのげていますが、これから次第に不安なことが出てくると思います」と話していました。
ソース:NHK ニュース