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台風10号被害から3か月 遺族が祈り 岩手 岩泉町
2016-11-30 03:39:32

岩手県に大きな被害をもたらした台風10号の被害から3か月の30日、高齢者のグループホームで9人が死亡した岩泉町では、遺族の女性が寺を訪れ、亡くなった母親の冥福を祈りました。
ことし8月の台風10号では、岩手県内で20人が死亡し、今も3人の行方がわから
なくなっています。
このうち、岩泉町のグループホーム「楽ん楽ん(らんらん)」では、近くの小本川が氾濫して濁流が流れ込み、77歳から95歳までの入所者9人全員が死亡しました。
30日は、入所していた義理の母親の中屋敷チエさん(85)を亡くした中屋敷明子さん(48)が、母親の遺骨が納められている岩泉町内の寺を訪れて本堂で手を合わせていました。
中屋敷さんによりますと、実家の地区は被害が大きかったため、今も墓を建てられない状況だということです。また、高齢の母親をいつかみとる日が来ると覚悟はしていたものの、災害という形で突然訪れた死を受け入れるのに時間がかかったということです。
中屋敷さんは「この3か月間はあっという間でした。できるだけ早く墓を建ててあげたいです。今は天国でおじいちゃんと仲よくしてくれていればいいと思いっています」と話していました。
なくなっています。
このうち、岩泉町のグループホーム「楽ん楽ん(らんらん)」では、近くの小本川が氾濫して濁流が流れ込み、77歳から95歳までの入所者9人全員が死亡しました。
30日は、入所していた義理の母親の中屋敷チエさん(85)を亡くした中屋敷明子さん(48)が、母親の遺骨が納められている岩泉町内の寺を訪れて本堂で手を合わせていました。
中屋敷さんによりますと、実家の地区は被害が大きかったため、今も墓を建てられない状況だということです。また、高齢の母親をいつかみとる日が来ると覚悟はしていたものの、災害という形で突然訪れた死を受け入れるのに時間がかかったということです。
中屋敷さんは「この3か月間はあっという間でした。できるだけ早く墓を建ててあげたいです。今は天国でおじいちゃんと仲よくしてくれていればいいと思いっています」と話していました。
ソース:NHK ニュース