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日ロ外相会談始まる 平和条約交渉など協議か
2016-12-03 09:00:05

ロシアを訪れている岸田外務大臣は、モスクワでラブロフ外相と会談し、再来週の日ロ首脳会談に向けた閣僚レベルでの最後の調整として、北方領土問題を含む平和条約交渉や、経済協力などをめぐって協議しているものと見られます。
岸田外務大臣は、2日のプーチン大統領との会談に続き、日本時間の3日午後5時すぎから、モスクワでラブロフ外相と会談し、今月15日と16日に安倍総理大臣の地元・山口県などで行われる日ロ首脳会談に向けて、閣僚レベルでの最後の調整を行っています。
会談の冒頭、ラブロフ外相が、「きたるべきプーチン大統領の訪日の最終的な準備の段階だ。双方が責任を感じ作業していくことを期待している」と述べたのに対し、岸田大臣は、「大統領の訪日準備の最後の詰めを行う観点から、きょうの会談を重視している。2国間問題について、十分に時間をかけて議論し、山口での首脳会談につなげていきたい」と述べました。
会談では、北方領土問題を含む平和条約交渉や、経済協力などをめぐって協議しているものと見られます。また、国連安全保障理事会が新たな制裁決議を採択した北朝鮮への対応や、内戦が続くシリア情勢などをめぐっても意見を交わしているものと見られます。
会談の冒頭、ラブロフ外相が、「きたるべきプーチン大統領の訪日の最終的な準備の段階だ。双方が責任を感じ作業していくことを期待している」と述べたのに対し、岸田大臣は、「大統領の訪日準備の最後の詰めを行う観点から、きょうの会談を重視している。2国間問題について、十分に時間をかけて議論し、山口での首脳会談につなげていきたい」と述べました。
会談では、北方領土問題を含む平和条約交渉や、経済協力などをめぐって協議しているものと見られます。また、国連安全保障理事会が新たな制裁決議を採択した北朝鮮への対応や、内戦が続くシリア情勢などをめぐっても意見を交わしているものと見られます。
ソース:NHK ニュース