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イタリア 憲法改正の是非問う国民投票 4日実施
2016-12-03 20:28:58

イタリアでは、議会上院の権限を縮小し、原則として下院の承認だけで政府の信任や法案の成立を可能にするための、憲法改正の是非を問う国民投票が4日に行われます。
レンツィ首相は、憲法を改正し国の制度を改革する必要性を訴えていますが、政府や既存の政党に対抗し、支持を集めている新興政党「五つ星運動」は、政府の権限を強めることになるとして反発しています。
イタリアでは、レンツィ首相が進めてきた労働市場改革や銀行の不良債権処理に対する国民の不満が高まっていて、レンツィ首相は今回の投票が否決されれば辞任する可能性も示唆し、事実上の信任投票と受け止められています。
このため否決されれば、政治の不安定化や市場への影響も懸念されていて、投票の結果が注目されます。
投票は現地時間4日の午前7時から午後11時まで(日本時間の4日午後3時から5日午前7時まで)行われ、日本時間5日昼ごろには大勢が判明するものと見られています。
レンツィ首相は、憲法を改正し国の制度を改革する必要性を訴えていますが、政府や既存の政党に対抗し、支持を集めている新興政党「五つ星運動」は、政府の権限を強めることになるとして反発しています。
イタリアでは、レンツィ首相が進めてきた労働市場改革や銀行の不良債権処理に対する国民の不満が高まっていて、レンツィ首相は今回の投票が否決されれば辞任する可能性も示唆し、事実上の信任投票と受け止められています。
このため否決されれば、政治の不安定化や市場への影響も懸念されていて、投票の結果が注目されます。
投票は現地時間4日の午前7時から午後11時まで(日本時間の4日午後3時から5日午前7時まで)行われ、日本時間5日昼ごろには大勢が判明するものと見られています。
ソース:NHK ニュース