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マレーシアで“ロヒンギャ弾圧”への大規模抗議集会
2016-12-04 08:29:53

ミャンマーでロヒンギャと呼ばれる少数派のイスラム教徒が弾圧を受けていると訴えている問題で、イスラム教徒が多数を占めるマレーシアでは首相も参加して大規模な抗議集会が開かれ、ミャンマー政府に対する国際的な圧力が高まっています。
ミャンマー西部のラカイン州では、ことし10月にロヒンギャの武装勢力が軍や警察を襲撃して以降、当局が治安回復に向けた作戦を進めていて、ロヒンギャの人たちは多くの市民が殺されたなどと主張しています。
イスラム教徒が多数を占めるマレーシアでは4日、この問題に抗議する大規模な集会が開かれ、ミャンマーから逃れてきたロヒンギャの人などおよそ7000人が参加しました。
集会にはマレーシアのナジブ首相も出席し「この問題はイスラム教徒に対する侮辱だ」と述べてミャンマー政府を強く非難しました。集会に参加したロヒンギャの男性は「マレーシア政府の働きかけで状況がよくなることを期待したいです」と話していました。
この問題でミャンマー政府は弾圧はないと主張していますが、マレーシアと同様にイスラム教徒が多数を占めるインドネシアでも反発が広がっていて、国際的な圧力が高まっています。
イスラム教徒が多数を占めるマレーシアでは4日、この問題に抗議する大規模な集会が開かれ、ミャンマーから逃れてきたロヒンギャの人などおよそ7000人が参加しました。
集会にはマレーシアのナジブ首相も出席し「この問題はイスラム教徒に対する侮辱だ」と述べてミャンマー政府を強く非難しました。集会に参加したロヒンギャの男性は「マレーシア政府の働きかけで状況がよくなることを期待したいです」と話していました。
この問題でミャンマー政府は弾圧はないと主張していますが、マレーシアと同様にイスラム教徒が多数を占めるインドネシアでも反発が広がっていて、国際的な圧力が高まっています。
ソース:NHK ニュース