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イタリア 憲法改正の是非問う国民投票始まる
2016-12-04 10:42:13

イタリアで4日、レンツィ首相の事実上の信任投票と受け止められている憲法改正の是非を問う国民投票が始まりましたが、政府に批判的な新興政党は強く反対しており、投票の結果によっては、政治が不安定化し市場に影響が広がることも懸念されています。
イタリアでは4日、議会上院の権限を縮小し、原則として下院の承認だけで政府を信任し法案を可決できるようにする憲法改正の是非を問う国民投票が行われていて、投票は現地時間の午前7時、日本時間の午後3時から始まっています。
今回の国民投票についてレンツィ首相は、議会を改革することで安定した政治を目指すと訴えていますが、政府や既存の政党に対抗する新興政党「五つ星運動」は、政府の権限強化を狙ったものだとして強く反対しています。
レンツィ首相は経済を立て直すためとして、労働市場改革や銀行の不良債権処理を進めていますが、国民に痛みを強いる政策は世論の反発を招いています。
レンツィ首相は今回の投票が否決されれば辞任する可能性も示唆していることから、事実上の信任投票と受け止められていて、投票の結果によっては、政治が不安定化し市場に影響が広がることも懸念されています。
投票は現地時間の4日午後11時まで、日本時間の5日午前7時まで行われ昼にも大勢が判明するものと見られています。
今回の国民投票についてレンツィ首相は、議会を改革することで安定した政治を目指すと訴えていますが、政府や既存の政党に対抗する新興政党「五つ星運動」は、政府の権限強化を狙ったものだとして強く反対しています。
レンツィ首相は経済を立て直すためとして、労働市場改革や銀行の不良債権処理を進めていますが、国民に痛みを強いる政策は世論の反発を招いています。
レンツィ首相は今回の投票が否決されれば辞任する可能性も示唆していることから、事実上の信任投票と受け止められていて、投票の結果によっては、政治が不安定化し市場に影響が広がることも懸念されています。
投票は現地時間の4日午後11時まで、日本時間の5日午前7時まで行われ昼にも大勢が判明するものと見られています。
ソース:NHK ニュース