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韓国 パク大統領 来年4月末の辞任を受け入れ
2016-12-06 07:36:12

韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領は、6日午後、与党の代表らと会談し、長年の知人や側近らが起訴された一連の事件に対する責任をとって、与党が求めている来年4月末の辞任を受け入れる考えを伝え、弾劾を求める議案が可決された場合については、「落ち着いて対応する」と述べたということです。
これは、韓国の与党、セヌリ党のチョン・ジンソク(鄭鎮碩)院内代表が、与党の議員総会で明らかにしたものです。それによりますと、パク・クネ大統領は、6日、大統領府で与党のイ・ジョンヒョン(李貞鉉)代表やチョン院内代表と会談しました。
この中でパク大統領は、来年4月末に辞任して次の大統領選挙が来年6月に行われるようにするという与党の決定を、党員の1人として受け入れる考えを伝えたということです。ただ野党側は、大統領の即時退陣を要求する強硬な世論を背景に、あくまでも弾劾を推し進めるべきだという姿勢を崩していない上、鍵を握る与党の非主流派が同調する構えを見せていることから、議案は可決される見通しが強まっています。こうした情勢について、チョン院内代表らから説明を受けたパク大統領は、弾劾を求める議案が可決された場合については、「憲法裁判所の審理を見ながら国家と国民のために落ち着いて対応する覚悟だ」と述べたということです。
この中でパク大統領は、来年4月末に辞任して次の大統領選挙が来年6月に行われるようにするという与党の決定を、党員の1人として受け入れる考えを伝えたということです。ただ野党側は、大統領の即時退陣を要求する強硬な世論を背景に、あくまでも弾劾を推し進めるべきだという姿勢を崩していない上、鍵を握る与党の非主流派が同調する構えを見せていることから、議案は可決される見通しが強まっています。こうした情勢について、チョン院内代表らから説明を受けたパク大統領は、弾劾を求める議案が可決された場合については、「憲法裁判所の審理を見ながら国家と国民のために落ち着いて対応する覚悟だ」と述べたということです。
ソース:NHK ニュース