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TBSの番組「放送倫理に違反」 BPOが意見公表
2016-12-06 08:47:40

TBSがことし6月に放送したバラエティー番組の中で、出演者の映像を本人の了解を得ずに、存在しないかのように加工して消去したことについて、BPO=放送倫理・番組向上機構は「出演者に対する敬意や配慮を著しく欠いた編集で、放送倫理に違反する」という意見をまとめ、6日に公表しました。
TBSはことし6月、出演者がクイズなどで競い、その勝敗をスタジオのゲストが予想するバラエティー番組、「珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー」の中で、出演者の男性の映像を本人の了解を得ずに存在しないかのように加工して消去し、放送しました。
男性はほかの出演者とともに最後までクイズに解答しましたが、放送では途中で姿が消され、脱落したように描かれていて、TBSは「『1位を当てるゲーム』というコンセプトにとらわれて、最下位になった男性の存在を消した」などとBPOに報告していました。
これについて、BPOの放送倫理検証委員会は「出演者に対する敬意や配慮を著しく欠いた編集で、放送倫理に違反する」という意見をまとめ、公表しました。
TBSは「委員会の指摘を重く受け止め、今後とも幅広い世代に楽しんでいただける番組制作に努めてまいります」とコメントしています。
男性はほかの出演者とともに最後までクイズに解答しましたが、放送では途中で姿が消され、脱落したように描かれていて、TBSは「『1位を当てるゲーム』というコンセプトにとらわれて、最下位になった男性の存在を消した」などとBPOに報告していました。
これについて、BPOの放送倫理検証委員会は「出演者に対する敬意や配慮を著しく欠いた編集で、放送倫理に違反する」という意見をまとめ、公表しました。
TBSは「委員会の指摘を重く受け止め、今後とも幅広い世代に楽しんでいただける番組制作に努めてまいります」とコメントしています。
ソース:NHK ニュース