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米軍機墜落 パイロットと見られる人物を救助
2016-12-08 08:46:16

7日夜、高知県の沖合で、アメリカ軍のFA18戦闘攻撃機が墜落した事故で、捜索にあたっていた自衛隊機が8日午後、パイロットと見られる人を発見し救助しました。詳しい容体などは分かっていないということです。
7日午後6時45分ごろ、高知県土佐清水市の沖合およそ100キロで、アメリカ海兵隊のFA18戦闘攻撃機1機が墜落しました。
パイロットは緊急脱出し、アメリカ軍や自衛隊などが捜索にあたった結果、防衛省によりますと、8日午後3時ごろ、海上自衛隊のUS2救難飛行艇が、パイロットと見られる人を発見し救助したということです。その後、海上自衛隊の救難飛行艇に乗せられ、午後4時半ごろ、事故機が所属する山口県にあるアメリカ軍岩国基地に搬送されました。詳しい容体などは分かっていないということです。
事故機は当時、訓練のため同型機と2機で編隊を組んで飛行していたということで、詳しい状況については、今後アメリカ軍が調べることになっています。
パイロットは緊急脱出し、アメリカ軍や自衛隊などが捜索にあたった結果、防衛省によりますと、8日午後3時ごろ、海上自衛隊のUS2救難飛行艇が、パイロットと見られる人を発見し救助したということです。その後、海上自衛隊の救難飛行艇に乗せられ、午後4時半ごろ、事故機が所属する山口県にあるアメリカ軍岩国基地に搬送されました。詳しい容体などは分かっていないということです。
事故機は当時、訓練のため同型機と2機で編隊を組んで飛行していたということで、詳しい状況については、今後アメリカ軍が調べることになっています。
高知県知事 9日にも訓練中止申し入れの考え
FA18戦闘攻撃機が墜落したことについて、高知県の尾崎知事は「平成6年の大川村の早明浦ダムの事故や、平成11年の土佐湾での事故に続き、アメリカ軍の墜落事故は、高知県で3回目となり誠に遺憾だ。このような事故は二度と引き起こしてほしくない」と述べ、さらなる情報提供と事故原因の究明、それに再発防止策の徹底を働きかけていく考えを示しました。
そのうえで、尾崎知事は高知県内で行われているアメリカ軍の低空飛行の訓練について、「速やかに停止していただきたい」と述べ、9日にも外務省や防衛省を訪問し、原因が究明されるまで訓練を行わないよう申し入れる考えを示しました。
そのうえで、尾崎知事は高知県内で行われているアメリカ軍の低空飛行の訓練について、「速やかに停止していただきたい」と述べ、9日にも外務省や防衛省を訪問し、原因が究明されるまで訓練を行わないよう申し入れる考えを示しました。
山口県知事 原因究明と再発防止徹底を
山口県の村岡嗣政知事は8日午前、記者団に対し、「ことし9月にも沖縄県沖で墜落事故があったばかりで大変遺憾に思う。パイロットの人命救助が最優先だが、事故原因の究明と再発防止の徹底を強く求めたい」と述べました。
岩国市長 再発防止を申し入れへ
岩国市の福田良彦市長は8日午前、記者団に対し、「市民の安心安全を守る立場から事故の原因究明と再発防止策、それに安全な運用を心がけるよう強く申し入れたい」と述べ、今後、アメリカ軍や国に対し、再発防止を申し入れる考えを示しました。
ソース:NHK ニュース