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JR常磐線 宮城と福島結ぶ区間 5年9か月ぶり運転再開
2016-12-09 21:08:45

運転が再開されたのは、JR常磐線の宮城県亘理町の浜吉田駅と福島県相馬市の相馬駅の間のおよそ23キロの区間です。
この区間は震災の津波で大きな被害を受けて不通になり、線路が震災前より最大で1キロほど内陸に移設されました。
10日朝は宮城県山元町の山下駅で1番列車の出発を前に午前5時半から式典が開かれ、齋藤俊夫町長が「この途切れた鉄路がつながる喜び、安ど感を皆様と大いに分かち合いたいと思います」とあいさつしました。
そして、駅長の合図とともに午前5時42分に1番列車が出発すると、訪れた人たちは手を振ったり、写真を撮ったりして列車を見送りました。
式典に訪れた山元町の70代の女性は「この日を待ちわびていたので、きょうは絶対早起きして列車を見送ろうと決めていました。これからは電車に乗って仙台や、もっと遠くの街に出かけたいです」と話していました。
10日の運転再開で、宮城県南部と福島県北部の沿岸が5年9か月ぶりに電車で結ばれました。
JR常磐線は、10日の運転再開後も、原発事故の避難指示区域を含む福島県内のおよそ36キロの区間で不通の状態が続き、JRは平成31年度末までに全線での運転再開を目指しています。
この区間は震災の津波で大きな被害を受けて不通になり、線路が震災前より最大で1キロほど内陸に移設されました。
10日朝は宮城県山元町の山下駅で1番列車の出発を前に午前5時半から式典が開かれ、齋藤俊夫町長が「この途切れた鉄路がつながる喜び、安ど感を皆様と大いに分かち合いたいと思います」とあいさつしました。
そして、駅長の合図とともに午前5時42分に1番列車が出発すると、訪れた人たちは手を振ったり、写真を撮ったりして列車を見送りました。
式典に訪れた山元町の70代の女性は「この日を待ちわびていたので、きょうは絶対早起きして列車を見送ろうと決めていました。これからは電車に乗って仙台や、もっと遠くの街に出かけたいです」と話していました。
10日の運転再開で、宮城県南部と福島県北部の沿岸が5年9か月ぶりに電車で結ばれました。
JR常磐線は、10日の運転再開後も、原発事故の避難指示区域を含む福島県内のおよそ36キロの区間で不通の状態が続き、JRは平成31年度末までに全線での運転再開を目指しています。
ソース:NHK ニュース