柔道じゅうどう 東京とうきょう五輪ごりんに向むけ新しんルール「有効ゆうこう」は廃止はいし

ＩＪＦ＝国際こくさい柔道じゅうどう連盟れんめいは９きゅう日にち、２に０ぜろ２に０ぜろ年ねん東京とうきょうオリンピックに向むけた新あたらしいルールの概要がいようを発表はっぴょうし、「有効ゆうこう」のポイントが廃止はいしされるほか、男子だんしの試合しあい時間じかんが５ご分ふんから４よん分ふんに短縮たんしゅくされることになりました。

国際こくさい柔道じゅうどう連盟れんめいの発表はっぴょうによりますと、技わざのポイントについてはこれまでの「有効ゆうこう」と「技わざあり」が「技わざあり」に統一とういつされ、「技わざあり」２に回かいの「合あわせ技わざ一いち本ほん」はなくなります。

有効ゆうこうの廃止はいしに伴ともなって、抑おさえ込こみの技わざありもこれまでより５ご秒びょう短縮たんしゅくされ、１いち０ぜろ秒びょうで技わざありとなります。

また、これまで指導しどう４よっつで反則はんそく負まけとなっていたのが指導しどう３みっつで反則はんそく負まけになります。

国際こくさい柔道じゅうどう連盟れんめいではこれらのルール変更へんこうの目的もくてきは、試合しあいでより攻せめを重視じゅうしし、「一いち本ほん」の実現じつげんを図はかるものだと説明せつめいしています。

このほか、男子だんしの試合しあい時間じかんがこれまでの５ご分ふんから１いち分ふん短みじかくなり女子じょしと同おなじ４よん分ふんに短縮たんしゅくされます。

試合しあい時間じかんの男女だんじょの統一とういつは、東京とうきょうオリンピックでの男女だんじょ混合こんごうの団体だんたい戦せんの実現じつげんを見据みすえたもので、国際こくさい柔道じゅうどう連盟れんめいはこれまで世界せかい選手権せんしゅけんで行おこなわれてきた男女だんじょ別べつの団体だんたい戦せんではなく、男女だんじょ混合こんごうによる団体だんたい戦せんの実施じっしをＩＯＣあいお-し-＝国際こくさいオリンピック委員いいん会かいに提案ていあんすることにしています。
新あたらしいルールの詳細しょうさいは来年らいねん１月いちがつ上旬じょうじゅんに発表はっぴょうされることになっています。

ソース：NHK ニュース