世界で動物や自然を大切にする活動をしているIUCNは8日、アフリカのきりんを「絶滅危惧種」にすると発表しました。絶滅危惧種は、数が少なくなって、将来いなくなる可能性が高い動物です。
IUCNによると、きりんは今までの30年で約40%少なくなりました。原因は、きりんが住むことができる場所が少なくなっていることです。人が森の木をたくさん切ったり、長い間、雨が降らない場所が増えたりしたからです。食べるために、きりんを捕まえている人もいます。
IUCNは、きりんが生きる場所などを守る法律が必要だと考えて、世界の国に協力してほしいと言っています。