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代替フロン規制 現在ある機器の回収で法改正検討へ
2016-12-13 08:08:25

冷蔵庫などの冷媒として使われ、二酸化炭素の1万倍を超える強い温室効果がある代替フロンを規制する国際的な枠組みを受けて、有識者の検討会が新たに設けられ、生産規制と同時に現在ある機器の回収について法律の改正を検討することになりました。
代替フロンのHFCは、大気中に放出されれば二酸化炭素の1万倍を超える強い温室効果があることから、ことし10月、オゾン層を保護するための国際的な枠組み、モントリオール議定書で規制されることが決まりました。
このため、環境省は、HFCの規制に伴う問題について話し合う有識者の検討会を設け、13日に初会合が開かれました。
この中で、HFCを使った冷蔵庫やエアコンは年々増加し、全国でおよそ1500万台に上っていることや、廃棄する際の回収率は昨年度、22%にとどまっていることが報告されました。
そのうえで、今後進められる生産規制に伴って現在使われている機器の更新と中にあるフロンの回収が課題になっていることを確認しました。
スーパーなどで作る団体の代表からは「中小の事業所は新しい機器に替えることが難しいので、補助金など国の支援が必要だ」といった意見が出されていました。
検討会は年度内に機器の回収について法律の改正案を取りまとめることにしています。
このため、環境省は、HFCの規制に伴う問題について話し合う有識者の検討会を設け、13日に初会合が開かれました。
この中で、HFCを使った冷蔵庫やエアコンは年々増加し、全国でおよそ1500万台に上っていることや、廃棄する際の回収率は昨年度、22%にとどまっていることが報告されました。
そのうえで、今後進められる生産規制に伴って現在使われている機器の更新と中にあるフロンの回収が課題になっていることを確認しました。
スーパーなどで作る団体の代表からは「中小の事業所は新しい機器に替えることが難しいので、補助金など国の支援が必要だ」といった意見が出されていました。
検討会は年度内に機器の回収について法律の改正案を取りまとめることにしています。
ソース:NHK ニュース