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沖縄の米軍トップ「空中給油訓練中トラブル 不時着を判断」
2016-12-14 08:13:56
13日夜、沖縄本島の東の海上に、アメリカ軍の輸送機オスプレイが不時着した事故で、沖縄のアメリカ軍トップのニコルソン四軍調整官は14日午後、記者会見し、空中給油機から給油を受ける訓練中にトラブルが発生し、パイロットが海上への不時着を判断したことを明らかにしました。安全が確認されるまでオスプレイの飛行を停止するとしていますが、沖縄県は配備の撤回を要請しています。
13日午後9時半ごろ、沖縄県名護市の東およそ1キロの海上で、アメリカ軍普天間基地に所属する輸送機オスプレイ1機が不時着して、胴体や翼などが大きく壊れ、乗っていたアメリカ兵5人のうち2人がけがをしました。
これを受けて沖縄のアメリカ軍トップのニコルソン四軍調整官は14日午後、記者会見しました。
それによりますと、オスプレイは沖縄本島の沖合の上空で、空中給油機から給油を受ける訓練を行っていたところ、燃料を送るホースが切れてオスプレイの羽根に当たり、飛行が不安定になったということです。
その後、パイロットは嘉手納基地や普天間基地に戻ると、住宅地の上空を飛行することになるため、名護市の沖合の浅瀬に不時着する判断をしたということです。そのうえで、ニコルソン四軍調整官は、安全が確認されるまでオスプレイの飛行を停止することを明らかにしました。
これに先立ち、沖縄県の安慶田副知事はニコルソン四軍調整官に対し、オスプレイの飛行中止と配備の撤回を要請しました。
安慶田副知事によりますと、ニコルソン四軍調整官は「パイロットは県民や住宅に被害を与えないようにしていて、感謝されるべきで表彰ものだ」と述べ、反発したということです。
ニコルソン四軍調整官は記者会見で、「事故については誠に遺憾に思っているが、パイロットの判断はすばらしく、訓練のたまものだ」と述べました。
これを受けて沖縄のアメリカ軍トップのニコルソン四軍調整官は14日午後、記者会見しました。
それによりますと、オスプレイは沖縄本島の沖合の上空で、空中給油機から給油を受ける訓練を行っていたところ、燃料を送るホースが切れてオスプレイの羽根に当たり、飛行が不安定になったということです。
その後、パイロットは嘉手納基地や普天間基地に戻ると、住宅地の上空を飛行することになるため、名護市の沖合の浅瀬に不時着する判断をしたということです。そのうえで、ニコルソン四軍調整官は、安全が確認されるまでオスプレイの飛行を停止することを明らかにしました。
これに先立ち、沖縄県の安慶田副知事はニコルソン四軍調整官に対し、オスプレイの飛行中止と配備の撤回を要請しました。
安慶田副知事によりますと、ニコルソン四軍調整官は「パイロットは県民や住宅に被害を与えないようにしていて、感謝されるべきで表彰ものだ」と述べ、反発したということです。
ニコルソン四軍調整官は記者会見で、「事故については誠に遺憾に思っているが、パイロットの判断はすばらしく、訓練のたまものだ」と述べました。
ソース:NHK ニュース