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北朝鮮 陸上で潜水艦からの弾道ミサイル試験
2016-12-14 21:33:20

核ミサイル開発を進める北朝鮮が、今月、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの発射技術の試験を陸上の実験施設で行ったことが、アメリカ政府当局者への取材でわかりました。アメリカ政府は開発をさらに加速化させていると見て警戒を強めています。
アメリカ政府の当局者によりますと、北朝鮮が今月、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの発射技術の試験を陸上の実験施設で行ったことが、アメリカの監視活動で確認されたということです。
今回の試験は、潜水艦から弾道ミサイルを発射する際に、潜水艦内部で燃料を噴射させずにガスなどの圧力によって外部にミサイルを射出する、「コールド・ランチ」と呼ばれる技術の確立を目的としていると見られるということです。
北朝鮮はことし4月と7月、それに8月に潜水艦発射弾道ミサイルの発射試験を行い、このうち8月にはミサイルをおよそ500キロ飛行させたことから、アメリカ軍は技術を急速に向上させていると分析しています。
そのうえでアメリカ軍は、高度な技能を必要とする「コールド・ランチ」の技術が確立されれば、潜水艦発射弾道ミサイルの実戦配備により近づくとして、監視を強化していました。
アメリカ政府は、今回の試験で北朝鮮が実戦配備に必要なデータを収集した可能性もあるとして、詳しい分析を進めるととともに、開発をさらに加速化させていると見て警戒を強めています。
今回の試験は、潜水艦から弾道ミサイルを発射する際に、潜水艦内部で燃料を噴射させずにガスなどの圧力によって外部にミサイルを射出する、「コールド・ランチ」と呼ばれる技術の確立を目的としていると見られるということです。
北朝鮮はことし4月と7月、それに8月に潜水艦発射弾道ミサイルの発射試験を行い、このうち8月にはミサイルをおよそ500キロ飛行させたことから、アメリカ軍は技術を急速に向上させていると分析しています。
そのうえでアメリカ軍は、高度な技能を必要とする「コールド・ランチ」の技術が確立されれば、潜水艦発射弾道ミサイルの実戦配備により近づくとして、監視を強化していました。
アメリカ政府は、今回の試験で北朝鮮が実戦配備に必要なデータを収集した可能性もあるとして、詳しい分析を進めるととともに、開発をさらに加速化させていると見て警戒を強めています。
ソース:NHK ニュース