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首相 戦死したゼロ戦パイロットの記念碑で献花
2016-12-27 06:20:27

ハワイを訪れている安倍総理大臣は、太平洋戦争などで犠牲となったアメリカ軍の兵士らが埋葬されている国立太平洋記念墓地を訪れたのに続き、日本時間の27日午後、ハワイ最大のアメリカ海兵隊の基地であるカネオヘ航空基地を訪れました。
そして、安倍総理大臣は、アメリカ海兵隊の幹部から説明を聞きながら、基地の滑走路脇に設けられた旧日本軍の飯田房太中佐の記念碑に献花し、黙とうをささげました。
飯田中佐は、太平洋戦争の発端となった真珠湾攻撃に参加したゼロ戦のパイロットで、攻撃中に燃料タンクに被弾したため、燃料切れを意味する手信号を送ったあと、基地の格納庫に突入して戦死しました。
アメリカ軍が、飯田中佐の勇敢さをたたえて基地内に埋葬し、記念碑を建立したことから、日米友好の象徴として、毎年両国の関係者が参加して慰霊法要が行われていて、27日の安倍総理大臣の献花にもアメリカ海兵隊の幹部らが同行しました。
安倍総理大臣はこのあと、遺骨のDNA鑑定などを通じて、過去の紛争で行方不明となった兵士などの消息調査を行っている、アメリカ国防総省の捕虜・行方不明者調査局の中央身元鑑定研究所を訪れ、関係者から説明を受けながら、保管されている遺骨や鑑定作業の様子を視察しました。
そして、安倍総理大臣は、アメリカ海兵隊の幹部から説明を聞きながら、基地の滑走路脇に設けられた旧日本軍の飯田房太中佐の記念碑に献花し、黙とうをささげました。
飯田中佐は、太平洋戦争の発端となった真珠湾攻撃に参加したゼロ戦のパイロットで、攻撃中に燃料タンクに被弾したため、燃料切れを意味する手信号を送ったあと、基地の格納庫に突入して戦死しました。
アメリカ軍が、飯田中佐の勇敢さをたたえて基地内に埋葬し、記念碑を建立したことから、日米友好の象徴として、毎年両国の関係者が参加して慰霊法要が行われていて、27日の安倍総理大臣の献花にもアメリカ海兵隊の幹部らが同行しました。
安倍総理大臣はこのあと、遺骨のDNA鑑定などを通じて、過去の紛争で行方不明となった兵士などの消息調査を行っている、アメリカ国防総省の捕虜・行方不明者調査局の中央身元鑑定研究所を訪れ、関係者から説明を受けながら、保管されている遺骨や鑑定作業の様子を視察しました。
ソース:NHK ニュース