文化庁ぶんかちょう芸術げいじゅつ祭さい 大賞たいしょうにＮＨＫえぬえいちけいドラマ「奇跡きせきの人ひと」など

今年度こんねんどの文化庁ぶんかちょう芸術げいじゅつ祭さいで、ヘレン・ケラーをモチーフにしたＮＨＫえぬえいちけいのプレミアムドラマ「奇跡きせきの人ひと」と、広島ひろしまの被爆ひばく体験たいけんを伝つたえたラジオ特集とくしゅうの「あの日ひ、母ははは少女しょうじょだった」が、それぞれ大賞たいしょうに選えらばれました。

今年度こんねんどの文化庁ぶんかちょう芸術げいじゅつ祭さいには、テレビやラジオ、演劇えんげきなど、８やっつの部門ぶもんに２に７なな６ろくの作品さくひんなどが出品しゅっぴんされ、審査しんさが行おこなわれました。

このうち、テレビ・ドラマ部門ぶもんでは、ＮＨＫえぬえいちけいのプレミアムドラマ「奇跡きせきの人ひと」が大賞たいしょうに選えらばれました。
「奇跡きせきの人ひと」は、ヘレン・ケラーとその家庭かてい教師きょうしのサリバン先生せんせいの実話じつわをモチーフに、今いまの日本にっぽんを舞台ぶたいに制作せいさくされたドラマで、娯楽ごらく性せいとメッセージ性せいを兼ね備かねそなえていると評価ひょうかされました。

また、ラジオ・ドキュメンタリー部門ぶもんでは、ＮＨＫえぬえいちけいのラジオ特集とくしゅう「あの日ひ、母ははは少女しょうじょだった～被爆ひばくの記憶きおくをたどる母ははと息子むすこの対話たいわ～」が大賞たいしょうに選えらばれました。
この作品さくひんは、８はち０ぜろ歳さいを過すぎた母ははがようやく広島ひろしまの被爆ひばく体験たいけんを息子むすこに語かたり出だしたという内容ないようで、俳優はいゆうの樹木きき希林きりんさんと本木もとぎ雅弘まさひろさんが朗読ろうどくを担当たんとうしました。

このほか、テレビ・ドキュメンタリー部門ぶもんでは、東京とうきょう電力でんりょく福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょの事故じこ後ご、人ひとが住すまない地域ちいきの生態せいたい系けいに何なにが起おきているかを伝つたえたＮＨＫえぬえいちけいスペシャル「被曝ひばくの森もり～原発げんぱつ事故じこ５ご年ねん目めの記録きろく～」と、２に３さん年ねん前まえのカンボジアのＰＫＯぴ-けいお-活動かつどう中ちゅうに起おきた銃撃じゅうげき事件じけんを検証けんしょうしたＮＨＫえぬえいちけいスペシャル「ある文民ぶんみん警察官けいさつかんの死し～カンボジアＰＫＯぴ-けいお- ２に３さん年ねん目めの告白こくはく～」が、それぞれ優秀ゆうしゅう賞しょうに選えらばれました。

ソース：NHK ニュース