Show Furigana
待機児童対策などに重点 都予算案 知事査定始まる
2017-01-05 09:22:20

東京都の新年度予算案の知事査定が5日から始まり、小池知事は「東京の未来をつくる政策には投資をしていきたい」と述べ、喫緊の課題と位置づける待機児童対策や女性の活躍の推進、それに環境分野などに予算を重点的に配分する方針です。
就任後、初めての予算編成に臨む東京都の小池知事は、5日から新年度(平成29年度)の予算案の査定を始めました。この中で小池知事は「ワイズスペンディング、賢い支出の考え方を盛り込めるかがポイントとなる。むだを厳しく削減し、東京の未来をつくる政策には投資する、メリハリをつけた予算としたい」と述べました。
今回の予算編成では、議会からの要望を受けて予算を復活させる仕組みのいわゆる「政党復活」を廃止していて、小池知事はみずからが聞き取った各種団体からの要望などを踏まえて、喫緊の課題と位置づける待機児童対策や女性の活躍の推進、それに環境分野などに予算を重点的に配分する方針です。
新年度予算案は一般会計の総額が6兆9000億円台半ばとなる見込みで、23年ぶりに7兆円台となった前の年度をやや下回る規模となっています。また、税収は、海外経済の減速などによる影響で6年ぶりに減少に転じるものの5兆円台を確保する見通しです。
このほか、5日の知事査定では、小池知事をはじめ出席者全員にタブレット端末が用意され、ペーパーレスの取り組みが導入されました。これにより、およそ1万5000枚分の書類を節約できるということです。
知事査定は例年、4日程度の日程で行われていますが、小池知事は事業を丁寧に検討したいとして8日間に拡大して行う予定で、新年度予算案は今月25日に公表されます。
今回の予算編成では、議会からの要望を受けて予算を復活させる仕組みのいわゆる「政党復活」を廃止していて、小池知事はみずからが聞き取った各種団体からの要望などを踏まえて、喫緊の課題と位置づける待機児童対策や女性の活躍の推進、それに環境分野などに予算を重点的に配分する方針です。
新年度予算案は一般会計の総額が6兆9000億円台半ばとなる見込みで、23年ぶりに7兆円台となった前の年度をやや下回る規模となっています。また、税収は、海外経済の減速などによる影響で6年ぶりに減少に転じるものの5兆円台を確保する見通しです。
このほか、5日の知事査定では、小池知事をはじめ出席者全員にタブレット端末が用意され、ペーパーレスの取り組みが導入されました。これにより、およそ1万5000枚分の書類を節約できるということです。
知事査定は例年、4日程度の日程で行われていますが、小池知事は事業を丁寧に検討したいとして8日間に拡大して行う予定で、新年度予算案は今月25日に公表されます。
ソース:NHK ニュース