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日本人学生不明 チリ検察“仏から拘束求められず”
2017-01-06 21:09:07

フランス東部で日本人の女子大学生の行方がわからなくなっている事件で、フランスの捜査当局が国際手配しているチリ人の男について、チリの検察の担当検事はNHKの単独取材に応じ、「男の拘束は求められておらず、銀行口座などの情報をフランス側に提供し、捜査は終了した」と明らかにし、今後はフランスの当局が情報を分析したうえで捜査を進めていくとの見通しを示しました。
筑波大学3年生の黒崎愛海さんは、先月4日、留学先のフランス東部のブザンソンで行方がわからなくなり、捜査当局は、元交際相手のチリ人の男を殺人の疑いで国際手配しています。
男はすでにチリに帰国していて、捜査当局は男の名前や年齢を公表していませんが、フランスの複数のメディアは男はチリ人のニコラス・セペダ容疑者(26)と伝えています。
チリの検察で事件を担当するヒメナ・チョン検事は6日、NHKの単独インタビューに応じ、「フランス側から捜査依頼は受けたが、身柄の引き渡しを前提とした拘束は求められていない」と述べました。
そのうえで、「依頼されたのは男の銀行口座やクレジットカードの情報で、きょう、フランス側に提供した。現段階でわれわれがすべき仕事は終了した」と述べ、捜査はすでに終了したと明らかにしました。
フランスの捜査当局は、今後、チリ側から提供された情報を踏まえて、詰めの捜査を行うものと見られます。
男はすでにチリに帰国していて、捜査当局は男の名前や年齢を公表していませんが、フランスの複数のメディアは男はチリ人のニコラス・セペダ容疑者(26)と伝えています。
チリの検察で事件を担当するヒメナ・チョン検事は6日、NHKの単独インタビューに応じ、「フランス側から捜査依頼は受けたが、身柄の引き渡しを前提とした拘束は求められていない」と述べました。
そのうえで、「依頼されたのは男の銀行口座やクレジットカードの情報で、きょう、フランス側に提供した。現段階でわれわれがすべき仕事は終了した」と述べ、捜査はすでに終了したと明らかにしました。
フランスの捜査当局は、今後、チリ側から提供された情報を踏まえて、詰めの捜査を行うものと見られます。
岸田外相 仏の協力求める
フランスを訪問している岸田外務大臣は、エロー外相との会談で、フランス東部で日本人の女子大学生の行方がわからなくなっている事件について、1日も早い解決に向け、引き続き、フランスの協力を求めました。
これに対し、エロー外相は「日本側へ緊密に情報提供を行う。日本で非常に大きな問題になっていることも踏まえて、解決に向け協力する」と応じました。
これに対し、エロー外相は「日本側へ緊密に情報提供を行う。日本で非常に大きな問題になっていることも踏まえて、解決に向け協力する」と応じました。
ソース:NHK ニュース