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スキージャンプ女子W杯 伊藤が初優勝 高梨は2位
2017-01-14 03:45:06

ジャンプ女子ワールドカップ第7戦は、札幌市の宮の森ジャンプ競技場で行われ、今シーズン最初の日本でのワールドカップとなりました。
伊藤選手は1回目のジャンプで95メートルを飛び、飛型点でも出場選手中、最高のポイントを挙げてトップに立ちました。2回目のジャンプでは96メートルと出場選手中、最も長い飛距離をマークしてそのまま首位を守り優勝しました。22歳の伊藤選手は今シーズンここまで表彰台3回の好調ぶりを地元北海道での大会で初めての優勝に結びつけました。
伊藤選手は「きょうの優勝が応援してくれる人たちへの恩返しに少しでもなったらうれしい。もっとジャンプを磨いていきたい」と話していました。
一方、高梨選手は1回目に93メートルで2位につけ、逆転を目指した2回目は92メートルで伊藤選手に及ばず2位となり、ワールドカップ通算50勝は持ち越しとなりました。
3位はノルウェーのマーレン・ルンビュ選手でした。大会は15日も同じ会場で第8戦が行われます。
伊藤選手は1回目のジャンプで95メートルを飛び、飛型点でも出場選手中、最高のポイントを挙げてトップに立ちました。2回目のジャンプでは96メートルと出場選手中、最も長い飛距離をマークしてそのまま首位を守り優勝しました。22歳の伊藤選手は今シーズンここまで表彰台3回の好調ぶりを地元北海道での大会で初めての優勝に結びつけました。
伊藤選手は「きょうの優勝が応援してくれる人たちへの恩返しに少しでもなったらうれしい。もっとジャンプを磨いていきたい」と話していました。
一方、高梨選手は1回目に93メートルで2位につけ、逆転を目指した2回目は92メートルで伊藤選手に及ばず2位となり、ワールドカップ通算50勝は持ち越しとなりました。
3位はノルウェーのマーレン・ルンビュ選手でした。大会は15日も同じ会場で第8戦が行われます。
伊藤「楽しみに飛ぶことができた」
ワールドカップ初優勝の伊藤有希選手は「1回目のジャンプは踏み切りのタイミングがやや遅れたが、ミスを最小限に抑えたジャンプができた。いいジャンプを2本そろえることは難しいし、ふだんなら、2回目はプレッシャーに負けてしまうところだが、次はどんなジャンプができるのかなと、楽しみに飛ぶことができた」と振り返りました。
地元北海道で初優勝したことについては、「ワールドカップに参戦して以来、ポイントすら取れなかったり、失格したりとつらい時もあったが、多くの人に支えられてここまでこられた。きょうもふるさとから大勢が応援に来てスタート台まで聞こえる大声援を送ってくれて背中を押してもらえた。応援をもらっていたのにこれまで勝てなくて申し訳なかったので、この優勝で少しでも喜んでくれたらうれしいです」と話していました。
さらに、日本のエース高梨沙羅選手を抑えて勝ったことについて、「高梨選手の49勝に比べて私はようやく1勝なので、まだまだです。1勝で終わったら意味がないので、この調子を維持できるようあすも頑張りたい」と話していました。
地元北海道で初優勝したことについては、「ワールドカップに参戦して以来、ポイントすら取れなかったり、失格したりとつらい時もあったが、多くの人に支えられてここまでこられた。きょうもふるさとから大勢が応援に来てスタート台まで聞こえる大声援を送ってくれて背中を押してもらえた。応援をもらっていたのにこれまで勝てなくて申し訳なかったので、この優勝で少しでも喜んでくれたらうれしいです」と話していました。
さらに、日本のエース高梨沙羅選手を抑えて勝ったことについて、「高梨選手の49勝に比べて私はようやく1勝なので、まだまだです。1勝で終わったら意味がないので、この調子を維持できるようあすも頑張りたい」と話していました。
高梨「伊藤選手に圧倒された」
2位で通算50勝が持ち越しとなった高梨沙羅選手は「2回とも踏み切りでタイミングがずれて、力をしっかり伝えることができなかった。地元の応援の中、ワールドカップ通算50勝目を挙げたかったので申し訳ない気持ちでいっぱいだ。切り替えて、あす勝てるように自分のジャンプに集中したい」と振り返りました。
伊藤選手の初優勝については「伊藤選手は中学生のころからずっと自分のお手本で、背中を見てきた存在。きょうは高さもスピード感もすごくあって、素直にすごいなと思った。圧倒されました」とたたえていました。
伊藤選手の初優勝については「伊藤選手は中学生のころからずっと自分のお手本で、背中を見てきた存在。きょうは高さもスピード感もすごくあって、素直にすごいなと思った。圧倒されました」とたたえていました。
伊藤選手の祖母「うれしくて胸がいっぱい」
留萌市から応援に駆けつけた伊藤有希選手の祖母、北嶋智代子さん(80)は、孫娘のワールドカップ初優勝について、「小さいころから努力家でこつこつ頑張ってきたので、なんとか勝たせてやりたいと祈るような気持ちで見ていました。地元で優勝できて、夢のようですし、うれしくて胸がいっぱいです。『有希、よかったね』と声をかけて、抱きしめてやりたいです」と、ハンカチで涙を拭いながら話していました。
伊藤選手の地元からも応援に
ソース:NHK ニュース