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小池知事 豊洲市場の移転判断は慎重に 有害物質の基準超で
2017-01-15 09:42:03

東京都の小池知事は、豊洲市場の地下水のモニタリング調査で、環境基準を大幅に超える有害物質が検出されたことを受け、「生鮮食料品を扱うという点ではかわりがない。今回の結果を大変重く受け止めている」と述べ、移転についての判断は慎重に行う考えを強調しました。
豊洲市場の地下水のモニタリング調査で、最大で環境基準の79倍となるベンゼンが検出されたなどとする最終調査の結果が14日、公表されました。
これについて、小池知事は15日午後、都内で記者団に対し、「最終の結果については大変厳しい数字が出たと改めて思う。どういう試験や分析の方法だったのか、もう一度チェックしたい。再調査の必要があると思う」と述べました。そのうえで「再調査の結果を待ちたいと思うが、地上と地下を分けたとしても、生鮮食料品を扱うという点ではかわりがないわけで、今回の結果を大変重く受け止めている」と述べ、移転についての判断は慎重に行う考えを強調しました。
市場の安全性を検証する「専門家会議」でも、検証結果の取りまとめは当初の予定よりも遅れるという見通しを示していて、今回の調査結果を受け、築地市場の豊洲市場への移転についての判断の時期がずれ込む可能性が出ています。
これについて、小池知事は15日午後、都内で記者団に対し、「最終の結果については大変厳しい数字が出たと改めて思う。どういう試験や分析の方法だったのか、もう一度チェックしたい。再調査の必要があると思う」と述べました。そのうえで「再調査の結果を待ちたいと思うが、地上と地下を分けたとしても、生鮮食料品を扱うという点ではかわりがないわけで、今回の結果を大変重く受け止めている」と述べ、移転についての判断は慎重に行う考えを強調しました。
市場の安全性を検証する「専門家会議」でも、検証結果の取りまとめは当初の予定よりも遅れるという見通しを示していて、今回の調査結果を受け、築地市場の豊洲市場への移転についての判断の時期がずれ込む可能性が出ています。
ソース:NHK ニュース