Show Furigana
赤ちゃんは栄養不足で死亡の可能性 裁判は死因が争点か
2017-01-15 19:56:34

4年前、都内のマンションで、世話を頼まれた生後3か月の赤ちゃんの首を絞めるなどして死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている元少女の裁判が、16日から始まります。この赤ちゃんについて、弁護側の依頼で複数の医師が鑑定を行ったところ、栄養不足で死亡した可能性があるという結果だったことが、関係者への取材でわかりました。裁判では赤ちゃんの死因が争点になると見られます。
平成25年11月、東京・渋谷区のマンションの部屋で生後3か月の女の赤ちゃんが死亡しているのが見つかり、赤ちゃんの母親と同居し、世話を頼まれていた当時18歳の元少女が傷害致死の罪で起訴されました。
この赤ちゃんについて、検察は、司法解剖の結果、首にひものようなもので圧迫された痕があったことなどから、首を絞められるなどして死亡したとしていますが、元少女の弁護士の依頼で複数の医師が鑑定を行ったところ、栄養不足で死亡した可能性があるという結果だったことが、関係者への取材でわかりました。
司法解剖の際に撮影された写真などの資料を検証し、栄養不足の際に見られる特有の症状が出ていたということです。
遺体の発見時、元少女は「ミルクがなくなったため、清涼飲料水を飲ませたら、その後死亡していた」と説明し、その後も起訴された内容を否認しているということです。
この事件の裁判は16日から東京地方裁判所で始まり、赤ちゃんの死因が争点になると見られます。
この赤ちゃんについて、検察は、司法解剖の結果、首にひものようなもので圧迫された痕があったことなどから、首を絞められるなどして死亡したとしていますが、元少女の弁護士の依頼で複数の医師が鑑定を行ったところ、栄養不足で死亡した可能性があるという結果だったことが、関係者への取材でわかりました。
司法解剖の際に撮影された写真などの資料を検証し、栄養不足の際に見られる特有の症状が出ていたということです。
遺体の発見時、元少女は「ミルクがなくなったため、清涼飲料水を飲ませたら、その後死亡していた」と説明し、その後も起訴された内容を否認しているということです。
この事件の裁判は16日から東京地方裁判所で始まり、赤ちゃんの死因が争点になると見られます。
ソース:NHK ニュース