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電通 長時間労働問題で役員5人を減給処分
2017-01-18 08:07:13

大手広告会社の電通は、過労のため自殺した、新入社員だった女性などに違法な長時間労働をさせた疑いで書類送検されたことを受けて、副社長など関係する役員5人の月給の一部をカットする処分を行ったと発表しました。
電通は、過労のため自殺した、新入社員だった高橋まつりさん(当時24)など社員に違法な長時間労働をさせたとして、先月、労働基準法違反の疑いで書類送検されました。
電通では、石井直社長が問題の責任を取って今月中に辞任する意向を表明していますが、18日までに関係する役員などの処分を決めました。
発表によりますと、労務を担当する中本祥一副社長と、当時、営業を担当していた常務、それに高橋さんが所属していた部署などの当時の担当執行役員3人の合わせて5人の役員は、今月から3か月間、月給の20%をカットをします。
高橋さんが所属していた部署の上司3人も、社内の規則に基づいて処分したと発表しましたが、具体的な内容は明らかにしていません。
また、石井社長ら執行役員10人が10月から3か月間、月給の10%から20%を自主的に返上してきましたが、新たに執行役員と元執行役員の合わせて4人が、月給の10%を3か月間、自主的に返上することになったということです。
電通では、労働局の捜査が終了した時点で新たな処分も検討するとしています。
電通では、石井直社長が問題の責任を取って今月中に辞任する意向を表明していますが、18日までに関係する役員などの処分を決めました。
発表によりますと、労務を担当する中本祥一副社長と、当時、営業を担当していた常務、それに高橋さんが所属していた部署などの当時の担当執行役員3人の合わせて5人の役員は、今月から3か月間、月給の20%をカットをします。
高橋さんが所属していた部署の上司3人も、社内の規則に基づいて処分したと発表しましたが、具体的な内容は明らかにしていません。
また、石井社長ら執行役員10人が10月から3か月間、月給の10%から20%を自主的に返上してきましたが、新たに執行役員と元執行役員の合わせて4人が、月給の10%を3か月間、自主的に返上することになったということです。
電通では、労働局の捜査が終了した時点で新たな処分も検討するとしています。
ソース:NHK ニュース