Show Furigana
米次期商務長官「中国は最も保護主義的な国」と批判
2017-01-18 21:04:25

アメリカのトランプ次期政権の商務長官に指名されたロス氏は議会の公聴会で中国を「最も保護主義的な国だ」と批判し、政府から補助金などの支援を受けて製品を輸出する不公正な貿易は厳しく罰せられるべきだという考えを強調しました。
トランプ次期政権の商務長官に指名されたロス氏は18日、指名を承認するかどうか審議する議会上院の商業科学運輸委員会の公聴会に出席しました。この中で、ロス氏は「私は反貿易主義者ではない。しかし、アメリカの労働者や製造業に利益をもたらさない貿易は支持しない」と述べました。
そのうえで、中国を「高い関税や非関税の障壁がある最も保護主義的な国だ」と批判し、政府から補助金などの支援を受けて製品を輸出する不公正な貿易は厳しく罰せられるべきだという考えを強調しました。
また、メキシコなどと結んでいるNAFTA=北米自由貿易協定について、「当然、はじめに取り組むべきことだ」と述べ、アメリカの雇用が奪われているという理由でトランプ次期大統領が掲げる協定の見直しに強い意欲を示しました。
さらに、為替政策に関連して、「通貨を意図的に安くする為替操作は、アメリカ経済を攻撃するために用いるもう1つの非関税障壁だ」と述べ、特定の国の名前は挙げずに、為替市場への介入を批判しました。
そのうえで、中国を「高い関税や非関税の障壁がある最も保護主義的な国だ」と批判し、政府から補助金などの支援を受けて製品を輸出する不公正な貿易は厳しく罰せられるべきだという考えを強調しました。
また、メキシコなどと結んでいるNAFTA=北米自由貿易協定について、「当然、はじめに取り組むべきことだ」と述べ、アメリカの雇用が奪われているという理由でトランプ次期大統領が掲げる協定の見直しに強い意欲を示しました。
さらに、為替政策に関連して、「通貨を意図的に安くする為替操作は、アメリカ経済を攻撃するために用いるもう1つの非関税障壁だ」と述べ、特定の国の名前は挙げずに、為替市場への介入を批判しました。
ソース:NHK ニュース