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芥川賞に山下澄人さんの「しんせかい」
2017-01-19 09:57:35

第156回芥川賞と直木賞の選考会は19日、東京・中央区で開かれ、このうち芥川賞には、山下澄人さんの「しんせかい」が選ばれました。
芥川賞の受賞が決まった山下澄人さんは、兵庫県出身の50歳。神戸市内の高校を卒業後、脚本家の倉本聰さんが北海道富良野市に設立した「富良野塾」に2期生として入り、脚本や演出などを学びました。
平成8年に劇団を立ち上げ、演劇の台本の制作や演出を行うかたわら、みずからも舞台に立ち、平成23年からは小説の執筆も始めるなど多彩な活動を続けています。
芥川賞は4回目の候補で受賞となりました。
受賞作の「しんせかい」は、「富良野塾」で過ごした日々を題材にした短編小説で、ふとしたきっかけで俳優を目指して北海道に渡ることになった主人公が、志を同じくする若者たちと出会い、自然豊かな山の中で共同生活をしながら演劇について学ぶ日々を描いています。
共同生活を営む先輩や仲間たちとのやり取りや、「先生」の厳しい指導などが、主人公の心の動きとからめて丁寧に表現されています。
一方、直木賞の選考は現在も続いています。
芥川賞の受賞が決まった山下澄人さんは、兵庫県出身の50歳。神戸市内の高校を卒業後、脚本家の倉本聰さんが北海道富良野市に設立した「富良野塾」に2期生として入り、脚本や演出などを学びました。
平成8年に劇団を立ち上げ、演劇の台本の制作や演出を行うかたわら、みずからも舞台に立ち、平成23年からは小説の執筆も始めるなど多彩な活動を続けています。
芥川賞は4回目の候補で受賞となりました。
受賞作の「しんせかい」は、「富良野塾」で過ごした日々を題材にした短編小説で、ふとしたきっかけで俳優を目指して北海道に渡ることになった主人公が、志を同じくする若者たちと出会い、自然豊かな山の中で共同生活をしながら演劇について学ぶ日々を描いています。
共同生活を営む先輩や仲間たちとのやり取りや、「先生」の厳しい指導などが、主人公の心の動きとからめて丁寧に表現されています。
一方、直木賞の選考は現在も続いています。
ソース:NHK ニュース