宇宙うちゅうごみの問題もんだい　向井むかい千秋ちあきさんが国連こくれんの委員会いいんかいの議長ぎちょうになる

使つかい終おわったあとも宇宙うちゅうに残のこっているロケットや人工衛星じんこうえいせいなどを「宇宙うちゅうごみ」と言いいます。大おおきさが１０ｃｍ以上いじょうの宇宙うちゅうごみは２万まん個こ以上いじょうあると言いわれていて、１秒びょうに８ｋｍの速はやさで地球ちきゅうの周まわりを回まわり続つづけています。今いま使つかっている人工衛星じんこうえいせいや国際こくさい宇宙うちゅうステーションにぶつかる危険きけんがあるため、国連こくれんの「科学技術小委員会かがくぎじゅつしょういいんかい」はどうしたらいいか考かんがえています。

この委員会いいんかいの議長ぎちょうの仕事しごとを１月がつ３０日にちから１年ねん、日本人にっぽんじんの向井むかい千秋ちあきさんがすることに決きまりました。向井むかいさんは日本人にっぽんじんの女性じょせいで初はじめての宇宙飛行士うちゅうひこうしで、１９９４年ねんと１９９８年ねんにスペースシャトルで宇宙うちゅうへ行いきました。

向井むかいさんは「宇宙うちゅうをもっと利用りようするようになったら、宇宙うちゅうごみも増ふえます。世界せかいの国くにの意見いけんを聞きいてルールを作つくることができるように、しっかり仕事しごとをしたいです」と話はなしました。

ソース：NHK ニュース