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不時着の米軍ヘリ 普天間基地に戻る 沖縄では不安の声
2017-01-21 02:53:06

20日夜、沖縄県の伊計島に不時着したアメリカ軍のヘリコプターは21日午前11時すぎに離陸して、所属する普天間基地に戻りました。沖縄県では先月にも、アメリカ軍のオスプレイが大破する事故が起きていて、沖縄では不安の声が出ています。
20日午後7時半ごろ、沖縄のアメリカ軍普天間基地に所属する海兵隊のAH1攻撃ヘリコプターが、伊計島のホテルから500メートルほど離れた農道に不時着しました。
不時着から一夜明け、21日朝からアメリカ軍の兵士が点検を行い、ヘリコプターは午前11時13分ごろ、離陸して所属する普天間基地に戻りました。
ヘリコプターは「ヴァイパー」と呼ばれる最新鋭の機体で、警察によりますと、今回の不時着で付近の住民やヘリコプターの乗員などにけが人はいないということです。
沖縄防衛局などによりますと、ヘリコプターは20日午後7時ごろ、普天間基地を飛び立ち、およそ20分後に警告を示す計器が点灯したため、予防的な着陸を行ったということです。
沖縄に駐留するアメリカ海兵隊はNHKの取材に対し、「機体のシステム全体に影響を与える問題から引き起こされたものではない。海兵隊は安全に飛行できると自信を持っている」と回答し、今後も、普天間基地に所属する同型機の運用を継続する方針を示しました。
沖縄県では先月にも、アメリカ軍のオスプレイが大破する事故が起きていて、沖縄では不安の声が出ています。現場から100メートルほど離れた畑で葉たばこを栽培しているうるま市の女性は、「先月もオスプレイの事故があったばかりで、もし集落に不時着していたらと考えると恐ろしいです」と話していました。
不時着から一夜明け、21日朝からアメリカ軍の兵士が点検を行い、ヘリコプターは午前11時13分ごろ、離陸して所属する普天間基地に戻りました。
ヘリコプターは「ヴァイパー」と呼ばれる最新鋭の機体で、警察によりますと、今回の不時着で付近の住民やヘリコプターの乗員などにけが人はいないということです。
沖縄防衛局などによりますと、ヘリコプターは20日午後7時ごろ、普天間基地を飛び立ち、およそ20分後に警告を示す計器が点灯したため、予防的な着陸を行ったということです。
沖縄に駐留するアメリカ海兵隊はNHKの取材に対し、「機体のシステム全体に影響を与える問題から引き起こされたものではない。海兵隊は安全に飛行できると自信を持っている」と回答し、今後も、普天間基地に所属する同型機の運用を継続する方針を示しました。
沖縄県では先月にも、アメリカ軍のオスプレイが大破する事故が起きていて、沖縄では不安の声が出ています。現場から100メートルほど離れた畑で葉たばこを栽培しているうるま市の女性は、「先月もオスプレイの事故があったばかりで、もし集落に不時着していたらと考えると恐ろしいです」と話していました。
ソース:NHK ニュース