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“不正受給許さない”ジャンパー 調査など申し入れ
2017-01-24 06:45:55

生活保護を受給している人たちの支援にあたっている神奈川県小田原市の職員らが、不正受給は許さないという趣旨の文言が書かれたジャンパーを着用していた問題で、受給者を支援している市民団体が、市に対し問題の調査や再発防止を求める申し入れを行いました。
この問題は、小田原市で生活保護を受給している人たちの支援を担当している、生活支援課の職員らが「不正受給をしようとする人間はカスだ」という趣旨の文言が書かれたジャンパーを着用して業務していたものです。
これを受けて、生活保護受給者を支援している市民団体が24日、小田原市役所を訪れ、ジャンパーが作られたいきさつを詳しく調べることや職員の意識改革など、再発防止を求める申し入れを行いました。
市によりますと、22日までに市の対応を批判する電話やメールなどがおよそ950件寄せられているということです。
申し入れをした、生活保護問題対策全国会議の幹事を務める立教大学大学院の稲葉剛特任准教授は「市は、差別的な意味はなかったとしているが、職員全体の意識を変える必要がある」と話していました。
小田原市福祉健康部の日比谷正人部長は「きょうの要望などを踏まえ検証を行い、研修プログラムも見直したい」と話していました。
これを受けて、生活保護受給者を支援している市民団体が24日、小田原市役所を訪れ、ジャンパーが作られたいきさつを詳しく調べることや職員の意識改革など、再発防止を求める申し入れを行いました。
市によりますと、22日までに市の対応を批判する電話やメールなどがおよそ950件寄せられているということです。
申し入れをした、生活保護問題対策全国会議の幹事を務める立教大学大学院の稲葉剛特任准教授は「市は、差別的な意味はなかったとしているが、職員全体の意識を変える必要がある」と話していました。
小田原市福祉健康部の日比谷正人部長は「きょうの要望などを踏まえ検証を行い、研修プログラムも見直したい」と話していました。
ソース:NHK ニュース