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米TPP離脱 チリが閣僚級会合開催を呼びかけ
2017-01-24 23:09:04
アメリカのトランプ大統領が、TPP=環太平洋パートナーシップ協定から離脱するための大統領令に署名したことをうけて、南米のチリが、アメリカ抜きの経済連携の可能性を探ろうと、TPP参加国に加え、中国や韓国、それにコロンビアに閣僚級会合の開催を呼びかけたことを明らかにしました。
アメリカのトランプ大統領は23日、TPP=環太平洋パートナーシップ協定から離脱するための大統領令に署名しTPP協定の発効のめどがたたなくなっています。
これをうけて南米チリの外務省は24日、NHKの取材に対して、アメリカ抜きの新たな経済連携の可能性を探るため、TPPの参加国に加え、中国や韓国、それにコロンビアに閣僚級会合の開催を呼びかけたことを明らかにしました。
チリは、TPP協定のもとになった「P4協定」と呼ばれる経済連携の枠組みを創設した4か国の1つで、これまで自由貿易の推進に積極的な姿勢を示してきました。
チリは、人口およそ1800万人と国内の市場規模が限られていることから、TPP協定に対しては、外国向けに特産品のサーモンやワイン、それに果物などの輸出が増えるとして、期待していました。
チリ外務省は、今回の閣僚級会合についてことし3月、チリ中部の都市、ビーニャデルマールでの開催を各国に打診したとしており、「会合が、地域の貿易と、世界的な貿易の未来について検討する絶好の機会になるだろう」としています。
これをうけて南米チリの外務省は24日、NHKの取材に対して、アメリカ抜きの新たな経済連携の可能性を探るため、TPPの参加国に加え、中国や韓国、それにコロンビアに閣僚級会合の開催を呼びかけたことを明らかにしました。
チリは、TPP協定のもとになった「P4協定」と呼ばれる経済連携の枠組みを創設した4か国の1つで、これまで自由貿易の推進に積極的な姿勢を示してきました。
チリは、人口およそ1800万人と国内の市場規模が限られていることから、TPP協定に対しては、外国向けに特産品のサーモンやワイン、それに果物などの輸出が増えるとして、期待していました。
チリ外務省は、今回の閣僚級会合についてことし3月、チリ中部の都市、ビーニャデルマールでの開催を各国に打診したとしており、「会合が、地域の貿易と、世界的な貿易の未来について検討する絶好の機会になるだろう」としています。
ソース:NHK ニュース