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稀勢の里「横綱の名に恥じぬよう精進致します」と口上
2017-01-25 03:06:14

大相撲初場所で初優勝した稀勢の里が正式に横綱に昇進し、昇進を伝える使者を迎えた口上で「横綱の名に恥じぬよう精進致します」と決意を述べました。
日本相撲協会は、25日午前、3月の春場所に向けた番付編成会議と臨時の理事会を東京・両国の国技館で開き、稀勢の里の横綱昇進を正式に決めました。
これを受けて、相撲協会の使者2人が、稀勢の里と師匠の田子ノ浦親方が待つ都内の伝達式の会場を訪れ、稀勢の里に横綱への昇進を伝えました。
これに対し、稀勢の里は口上で「謹んでお受けいたします。横綱の名に恥じぬよう精進致します」と決意を述べました。
稀勢の里は茨城県牛久市出身の30歳。15歳で角界入りして元横綱・貴乃花に次いで、昭和以降では2番目の若さの18歳3か月で新入幕を果たしました。
得意の左四つでの力強い相撲が持ち味で、去年は年間最多勝に輝き、今月行われた初場所で14勝1敗の成績を残し、初土俵から15年で悲願の初優勝を果たしました。
平成11年に横綱に昇進した武蔵丸以降は、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜と、5人連続で外国出身力士が横綱になってきましたが、日本出身横綱の誕生は平成10年に若乃花が横綱に昇進して以来、19年ぶりです。
これを受けて、相撲協会の使者2人が、稀勢の里と師匠の田子ノ浦親方が待つ都内の伝達式の会場を訪れ、稀勢の里に横綱への昇進を伝えました。
これに対し、稀勢の里は口上で「謹んでお受けいたします。横綱の名に恥じぬよう精進致します」と決意を述べました。
稀勢の里は茨城県牛久市出身の30歳。15歳で角界入りして元横綱・貴乃花に次いで、昭和以降では2番目の若さの18歳3か月で新入幕を果たしました。
得意の左四つでの力強い相撲が持ち味で、去年は年間最多勝に輝き、今月行われた初場所で14勝1敗の成績を残し、初土俵から15年で悲願の初優勝を果たしました。
平成11年に横綱に昇進した武蔵丸以降は、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜と、5人連続で外国出身力士が横綱になってきましたが、日本出身横綱の誕生は平成10年に若乃花が横綱に昇進して以来、19年ぶりです。
「尊敬される横綱になりたい」
大相撲の横綱に昇進した稀勢の里が伝達式のあと記者会見し、「より一層、気が引き締まりました。実感は今から沸いてくると思います。いつもあたたかい応援をしてくれるふるさとの人たちに恩返しするためにも、もっと強くなっていい報告をしたい。人間的にも成長して尊敬される横綱になりたい」と意気込みを述べました。
17年ぶりに4横綱の時代へ
大相撲は新横綱・稀勢の里の誕生で3月の春場所からは17年ぶりに番付に4人の横綱が並ぶ新たな時代を迎えます。
茨城県牛久市出身の稀勢の里は中学卒業とともに15歳で各界入りした「たたき上げ」の力士で、厳しい稽古に耐えながら初土俵から15年で72代横綱にのぼり詰めました。
これで横綱は、日馬富士、白鵬、鶴竜と合わせて4人となり、3月の春場所では、平成12年春場所の曙、貴乃花、若乃花、武蔵丸以来、17年ぶりに4人の横綱が番付に並びます。
大相撲は初場所の稀勢の里の初優勝で16年ぶりに直近の7場所で6人が優勝する大混戦の時代となっています。
初場所では高安や正代、御嶽海など平成生まれの力士たちも横綱・大関陣を次々に破るなど、急成長を遂げていて、ファンにとっては優勝争いから目が離せない楽しみな場所が続きそうです。
茨城県牛久市出身の稀勢の里は中学卒業とともに15歳で各界入りした「たたき上げ」の力士で、厳しい稽古に耐えながら初土俵から15年で72代横綱にのぼり詰めました。
これで横綱は、日馬富士、白鵬、鶴竜と合わせて4人となり、3月の春場所では、平成12年春場所の曙、貴乃花、若乃花、武蔵丸以来、17年ぶりに4人の横綱が番付に並びます。
大相撲は初場所の稀勢の里の初優勝で16年ぶりに直近の7場所で6人が優勝する大混戦の時代となっています。
初場所では高安や正代、御嶽海など平成生まれの力士たちも横綱・大関陣を次々に破るなど、急成長を遂げていて、ファンにとっては優勝争いから目が離せない楽しみな場所が続きそうです。
ソース:NHK ニュース