Show Furigana
豊洲移転延期 補償総額90億円台半ばで最終調整 東京都
2017-01-25 20:10:24

豊洲市場の移転の延期に伴う築地市場の業者の経済的な損失について、都は有識者らでつくる委員会で補償の基準などを検討していましたが、豊洲市場で使用するための設備の購入代やリース料、新たに採用した従業員の人件費など移転延期が原因だと認められる具体的な損害に絞って補償する方針を固めました。
これを受け、都が当初移転する予定だった去年11月から来年3月までの17か月間の補償額を検討した結果、90億円台半ばに上ることがわかりました。
このため都は補償を速やかに進めるため、総額を90億円台半ばとする新年度・平成29年度の補正予算案を組む方針を固め、最終的な調整を進めています。都は来月にも市場業者向けの説明会を開き、4月以降、補償金の支払いを始める計画です。
豊洲市場の地下水のモニタリング調査で環境基準を大幅に超える有害物質が検出されるなど移転の方針が見通せなくなる中、業者の間では深刻化する損失に対しどこまで補償を受けられるのか不安が広がっていて、都の補償の方針に理解が得られるのかが焦点となります。
これを受け、都が当初移転する予定だった去年11月から来年3月までの17か月間の補償額を検討した結果、90億円台半ばに上ることがわかりました。
このため都は補償を速やかに進めるため、総額を90億円台半ばとする新年度・平成29年度の補正予算案を組む方針を固め、最終的な調整を進めています。都は来月にも市場業者向けの説明会を開き、4月以降、補償金の支払いを始める計画です。
豊洲市場の地下水のモニタリング調査で環境基準を大幅に超える有害物質が検出されるなど移転の方針が見通せなくなる中、業者の間では深刻化する損失に対しどこまで補償を受けられるのか不安が広がっていて、都の補償の方針に理解が得られるのかが焦点となります。
ソース:NHK ニュース