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女子学生不明 チリ政府が容疑者の引き渡し要請受理
2017-02-01 23:28:07
フランス東部で日本人の女子大学生の行方がわからなくなっている事件で、元交際相手の男が帰国した南米チリの政府は、NHKの取材に対し、フランス当局から男の拘束と引き渡しの要請を受け取ったことを明らかにしました。今後はチリの最高裁判所で身柄の拘束や引き渡しを判断する審理が始まることになります。
筑波大学3年生の黒崎愛海さん(21)は、留学先のフランス東部のブザンソンで去年12月から行方がわからなくなり、フランスの検察は、元交際相手でチリ人のニコラス・セペダ容疑者(26)について、ICPO=国際刑事警察機構を通じて殺人の疑いで国際手配しています。
チリ政府はこれまで、セペダ容疑者がチリに帰国したことは確認しているものの、国内法を理由にフランス当局からの要請がなければ身柄の拘束や引き渡しには応じられないとしていましたが、チリの外務省は1日、NHKの取材に対し、フランス当局から身柄の拘束と引き渡しの要請を受け取ったことを明らかにしました。
これを受けてチリの最高裁判所は直ちに担当判事を任命し、今後は、フランス側から示された証拠に基づいて身柄の拘束や引き渡しを判断する審理が始まることになります。
セペダ容疑者は先月、母親が住む中部の都市で目撃されていて、当局がその後の行動についても把握しているものと見られています。
チリ政府はこれまで、セペダ容疑者がチリに帰国したことは確認しているものの、国内法を理由にフランス当局からの要請がなければ身柄の拘束や引き渡しには応じられないとしていましたが、チリの外務省は1日、NHKの取材に対し、フランス当局から身柄の拘束と引き渡しの要請を受け取ったことを明らかにしました。
これを受けてチリの最高裁判所は直ちに担当判事を任命し、今後は、フランス側から示された証拠に基づいて身柄の拘束や引き渡しを判断する審理が始まることになります。
セペダ容疑者は先月、母親が住む中部の都市で目撃されていて、当局がその後の行動についても把握しているものと見られています。
ソース:NHK ニュース