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政府 日米同盟強化に向け防衛力整備検討へ
2017-02-04 22:31:58

政府は、アメリカのマティス国防長官の日本訪問で日米同盟の強化で一致したことを受けて、今月10日の日米首脳会談で、こうした認識を首脳どうしで確認するとともに、今後、同盟強化に向けた防衛力整備の在り方を検討していく方針です。
アメリカのマティス国防長官は、トランプ政権の閣僚として初めて日本を訪れ、2日間の滞在中、安倍総理大臣と会談したほか、稲田防衛大臣と初めての日米防衛相会談を行うなどしました。
一連の会談では、日米同盟を強化し、安全保障上の課題に協力して取り組んでいくことで一致し、安倍総理大臣や稲田大臣は、日本として防衛力を強化し、役割の拡大を図っていく方針を伝えました。また、マティス長官は、沖縄県の尖閣諸島はアメリカの日本に対する防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲だという考えを示しました。
さらに、トランプ大統領が先に在日アメリカ軍の駐留経費の増額を求める考えを示していたことに関連して、稲田大臣は共同記者会見で「適切に負担していると考えている」と述べ、マティス長官も「日本とのコスト分担の在り方は他国にも手本になる」と述べ、評価しました。
政府は、マティス長官の訪問で日米同盟の強化で一致したことを受けて、今月10日の日米首脳会談で、こうした認識を安倍総理大臣とトランプ大統領の間で確認したいとしています。
そして、東シナ海や南シナ海での中国の海洋進出の動きや、北朝鮮による核実験や弾道ミサイルの発射など、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、日米同盟の抑止力や対処力をさらに強化するため、防衛費の水準も含めて、防衛力整備の在り方を検討していく方針です。
一連の会談では、日米同盟を強化し、安全保障上の課題に協力して取り組んでいくことで一致し、安倍総理大臣や稲田大臣は、日本として防衛力を強化し、役割の拡大を図っていく方針を伝えました。また、マティス長官は、沖縄県の尖閣諸島はアメリカの日本に対する防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲だという考えを示しました。
さらに、トランプ大統領が先に在日アメリカ軍の駐留経費の増額を求める考えを示していたことに関連して、稲田大臣は共同記者会見で「適切に負担していると考えている」と述べ、マティス長官も「日本とのコスト分担の在り方は他国にも手本になる」と述べ、評価しました。
政府は、マティス長官の訪問で日米同盟の強化で一致したことを受けて、今月10日の日米首脳会談で、こうした認識を安倍総理大臣とトランプ大統領の間で確認したいとしています。
そして、東シナ海や南シナ海での中国の海洋進出の動きや、北朝鮮による核実験や弾道ミサイルの発射など、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、日米同盟の抑止力や対処力をさらに強化するため、防衛費の水準も含めて、防衛力整備の在り方を検討していく方針です。
ソース:NHK ニュース