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米の貿易赤字 日本は中国に次ぎ2番目に
2017-02-07 19:54:14

アメリカの去年の貿易赤字は5022億ドルで、前の年をやや上回りました。赤字の規模を国別に見ると日本は中国に次ぎ2番目となっていて、貿易赤字を問題視しているトランプ大統領が今月10日の日米首脳会談で貿易の不均衡の是正をさらに求めてくる可能性もありそうです。
アメリカ商務省が7日発表した去年の貿易統計によりますとモノとサービスを合わせたアメリカの去年の貿易赤字は5022億ドルと前の年に比べて0.3%増加しました。
モノに限った取り引きについて去年の貿易赤字の規模を国別に見ると、最も多い中国が前の年に比べて5%減少して3470億ドル、次いで日本がほぼ横ばいの689億ドル、ドイツが13%減少して648億ドル、そしてメキシコが4%増加して631億ドルでした。
日本は、アメリカ向けの自動車の輸出が増えたことなどから、国別の赤字の規模は前の年の3番目からドイツを抜いて2番目に多くなりました。
トランプ大統領は、アメリカの雇用が奪われているなどとして、NAFTA=北米自由貿易協定の見直しに向け再交渉を行う考えを示すなど、貿易赤字が大きい国を狙って批判を強めています。
日本については「アメリカ車の日本での販売を難しくさせている」などと公平な貿易を行っていないと批判していて、貿易赤字を問題視しているトランプ大統領が、今月10日の日米首脳会談で貿易の不均衡の是正をさらに求めてくる可能性もありそうです。
モノに限った取り引きについて去年の貿易赤字の規模を国別に見ると、最も多い中国が前の年に比べて5%減少して3470億ドル、次いで日本がほぼ横ばいの689億ドル、ドイツが13%減少して648億ドル、そしてメキシコが4%増加して631億ドルでした。
日本は、アメリカ向けの自動車の輸出が増えたことなどから、国別の赤字の規模は前の年の3番目からドイツを抜いて2番目に多くなりました。
トランプ大統領は、アメリカの雇用が奪われているなどとして、NAFTA=北米自由貿易協定の見直しに向け再交渉を行う考えを示すなど、貿易赤字が大きい国を狙って批判を強めています。
日本については「アメリカ車の日本での販売を難しくさせている」などと公平な貿易を行っていないと批判していて、貿易赤字を問題視しているトランプ大統領が、今月10日の日米首脳会談で貿易の不均衡の是正をさらに求めてくる可能性もありそうです。
ソース:NHK ニュース