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入国禁止 米大統領令の停止 連邦控訴裁判所が数時間以内に判断へ
2017-02-09 22:23:43
アメリカで7か国の人の入国を一時的に禁止する大統領令の即時停止を命じた仮処分の決定について、トランプ政権側の不服申し立てを受けて審理を行っていた連邦控訴裁判所は、日本時間の10日午前7時ごろ、数時間以内に判断を示す方針を明らかにしました。
7か国の人の入国を一時的に禁止することなどを命じたトランプ大統領の大統領令について、ワシントン州にある連邦地方裁判所は今月3日、即時停止を命じる仮処分の決定を出しました。
これに対してトランプ政権側は高等裁判所にあたる連邦控訴裁判所に不服を申し立てるとともに、直ちに決定の効力を停止するよう求める緊急の申し立てを行い、裁判所は4日、このうち緊急の申し立てについては退けていました。
一方、不服の申し立てについて連邦控訴裁判所は、ワシントン州側と政権側の双方からそれぞれの主張をまとめた意見書の提出を受けるとともに、現地時間の7日、電話で双方の主張を聞きました。そして、連邦控訴裁判所は9日午後2時(日本時間の10日午前7時)ごろ、「9日の業務時間中に判断を示す」と発表し、数時間以内に判断を示す方針を明らかにしました。
今回の判断で政権側の不服申し立てが退けられた場合は、大統領令の即時停止を命じた仮処分は継続されます。
一方、申し立てが認められた場合は、再び7か国の人の入国が禁止されるとみられることから各地で入国をめぐる混乱が予想されます。
これに対してトランプ政権側は高等裁判所にあたる連邦控訴裁判所に不服を申し立てるとともに、直ちに決定の効力を停止するよう求める緊急の申し立てを行い、裁判所は4日、このうち緊急の申し立てについては退けていました。
一方、不服の申し立てについて連邦控訴裁判所は、ワシントン州側と政権側の双方からそれぞれの主張をまとめた意見書の提出を受けるとともに、現地時間の7日、電話で双方の主張を聞きました。そして、連邦控訴裁判所は9日午後2時(日本時間の10日午前7時)ごろ、「9日の業務時間中に判断を示す」と発表し、数時間以内に判断を示す方針を明らかにしました。
今回の判断で政権側の不服申し立てが退けられた場合は、大統領令の即時停止を命じた仮処分は継続されます。
一方、申し立てが認められた場合は、再び7か国の人の入国が禁止されるとみられることから各地で入国をめぐる混乱が予想されます。
ソース:NHK ニュース